ロジクール キーボード K780 – OS・デバイスの垣根を越えて操作できる

ロジクール キーボード K780 – OS・デバイスの垣根を越えて操作できる

先日、ロジクールのマルチデバイスキーボードK480をレビューさせて頂きましたが、今回は7月1日に新発売されたロジクールのマルチデバイスキーボードの中でも最上位モデルとなるマルチデバイスキーボードK780のレビューをしていきたいと思います。

K480と同じく3台のスマホやパソコン、タブレット等のデバイスを1台のキーボードで操作できるワイヤレスキーボードです。

K480との大きな違いは「フルサイズキーボード」という点です。K480は横幅を抑えているコンパクトキーボードなのに対して、K780はテンキーを備えたフルサイズキーボードになっています。

今回はK780の機能や使いやすさ、K480との比較を中心にレビューをしていきたいと思います。

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Easy-Switchボタンで素早くデバイスを切り替え

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K480はダイヤル式だったのですが、K780はスイッチ式で使用するデバイスを切り替えられます。使用した感じはやはりスイッチ式の方が楽に接続デバイスを切り替えることができます。

そして、K780はロジクールの「Unifyingレシーバー」が付属していて対応しています。現在パソコンでロジクール製の無線マウス、無線キーボードを利用している人はもしかしたら既にUnifyingレシーバーを利用しているかもしれません。

Unifyingレシーバーは対応デバイスを最大6台まで接続できるので、現在のパソコンの環境にそのまま利用できるかもしれません。

お気に入りのマウス、キーボードが全てロジクール製だとパソコンのUSBポートに差し込む受信機がUnifyingレシーバー1つで済むのでとても便利です。

私はロジクールの無線マウス「MX Master」を利用しているのでそのまま利用する事が出来ました。

デバイスの切替速度も2秒程度と優秀

ロジクール キーボード K780 デバイス切替速度テスト

K480でもほとんどタイムラグが無くすばやいデバイスの切替が可能でしたが、当然そのすばやさはK780でも発揮してくれています。

いくらマルチデバイスキーボードだと行ってもデバイスの切替が遅く、ストレスを感じてしまうと作業効率が悪くなってしまうので、マルチデバイスキーボードの導入を検討している場合は「デバイス切替速度」の速さはかなり重要な要素になります。

K780でのデバイス切替速度は約1.5~2秒程度です。

接続デバイスのOSを自動認識してくれる

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K480では右上のスイッチでiOSとそれ以外のデバイスに切り替えて利用しなくてはいけませんでしたが、K780は「OS自動認識機能」が搭載されています。

これは接続したデバイス毎にキーボードが自動でOSを認識してOS毎の独自キーやショートカットキーを使える様にしてくれる機能です。

この機能のおかげで、OSを気にすること無くEasy-Switchボタンのみで完全に切り替えることが可能です。

今回はAndroidとiOSでテストを行いましたが、切り替える度にOSを自動認識してくれていました。

ただ、やっぱり普段Macを使わないユーザにとってはOS自動認識で独自キーやショートカットキーを切り替えてもらってもMacの使い方がいまいちわからないので逆に使いにくくなってしまうかもしれません。

キーボード内部でWindows方式かMac方式か選択することができて、どちらのOSでも基本的なショートカット等は内部変換してくれる機能が付いていると多くのユーザは使いやすくなりそうです。

もちろん現在の方式が一番使いやすいことは間違いないんですが、Macのショートカットキーを知らないWindows+iOSユーザは少し使いにくいかもしれません。普段からバリバリの両刀遣いユーザにはとても使いやすいOS自動認識機能だと思います。

静かでスムーズなタイピングができるPerfectStrokeキーシステム

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薄いキー設計になっているにもかかわらず、しっかりと十分なキーストローク幅が確保されています。やはりロジクールのキーボードと言うことでタイピングにストレスを感じにくいです。

以前、ロジクール製の「イルミネートキーボード CZ-900」を利用していましたが、確かこの製品にもPerfectStrokeキーシステムが採用されていたと思います。同じパンタグラフ方式のキーボードですが、打ち心地は向上しているように感じました。

CZ-900が手元に無いので比較したわけでは無く、もしかしたらプラシーボかもしれませんが…w

ロジクールのデバイスはデザインだけではなく使いやすさを相当考えられて作られていると思います。

K780も指に吸い付くような絶妙な設計でタイピングがとても快適におこなえるように作られています。

K480よりもフィット感があるスタンド

K480よりもフィット感があるスタンド

マルチデバイスキーボードなので当然スマホやタブレットを見やすい角度で保持してくれるスタンドが備わっています。

個人的にK780で一番好きなところはこのスタンド部分の白いところ。

触ってみたくなる色と質感でさわり心地も良い気がする。素材はゴム?みたいな感じで触ってしまうとどうってこと無いんだけど、見た目もこの部分があると凄い締まってスタイリッシュ!

流石にハイエンドクラスに位置するキーボードだけあり、高級感の漂うキーボードに仕上がっています。

電池蓋はしっかり閉まるし受信機もしまえる


K480では電池蓋部分が頼りなくて開きやすかったがK780ではしっかりと開け閉めができます。

そして、付属のUnifyingレシーバーを収納する場所も付いているため、小さく無くしやすいUnifyingレシーバーもキーボード本体と一緒にしまっておけます。

こういう細かい部分は地味だけど凄い使いやすいですね。

全てのデバイスを1台のキーボードであやつる

ロジクール キーボード K780 デュアルディスプレイで作業効率アップ!

マルチデバイスキーボードって様々な使い方があると思います。

最近のスマホはマルチタスクがしやすくなったといっても、PCで作業する効率には勝てません。

でも、スマホの小さい画面なんだから1画面で1タスクにしたいよね。

1画面で2タスクなんてしたくないよ…

という事で、2台のスマホをスタンドに立ててデュアルディスプレイにして作業してみたのが動画内での使い方。

やっぱり画面2枚あるのは良いよ!K780ならすぐに接続も切り替えられるから作業効率もかなりアップ!

デバイスに使われないでデバイスを使おう

キーボードとマウスでパソコンを操作しているときに、スマホやタブレットに通知がやってきて操作する必要が発生すると、今使用しているキーボードから手を離してスマホの画面で操作しなくてはならなくなります。

これすごいストレスなんだけどオレだけかな?

何か作業をPCでしているときに、スマホで通知されると強制的に作業に介入されるよね。そして、作業を中断させられてスマホの操作をしなくてはならない。

目の前にキーボードとマウスっていう素晴らしい環境が整っているのにもかかわらず、フリック入力をしなくちゃならない。これがすごいイヤだw

そこで、このマルチデバイスキーボードを使えば、ボタンで接続を切り替えるだけで作業効率を落とさずにスマホやタブレットの操作もできます。

素晴らしい!

自宅のメインPCを普段からK780で使用して、スマホやタブレットもキーボードのスタンドに立ててしまえばPC操作中のスマホからの強制介入も楽に解決できます!

1人で約2台のデバイスを使っているのが当たり前の世の中です。

メッセージアプリやSNSの通知に振り回されて、デバイスに使われているユーザって意外と多い気がします。人間がデバイスに使われるのでは無く、人間がデバイスを操って使える様になりたいですね。

気になる点

今回のK780は正直気になる所はほとんど無いです。

ただ唯一気になる点はこの1点です。

・据え置き想定なら全てのキー(Delete等)も完備して欲しかった

コンパクトにしているという方向性なのはわかっているんですが、据え置き使用でメインPCでの使用になる価格帯のキーボードなので多少サイズを犠牲にしてでも、全てのキーを完備して欲しかったです。

あとは耐久性も気になる所ですが、1年ぐらい使ってみないとなんとも言えない項目なので今回は省略しています。

ただし、何かあったとしてもロジクールのサポートはかなり良いので個人的には全く心配していません。

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執筆者 SOCOM

横浜生まれ横浜育ち!GTASAをきっかけに2006年1月にブログを立ち上げ、当時はGTASAを中心に紹介していました。その後、動画制作や写真撮影・編集、音楽制作等に興味を持ち始めて、広く深く様々なジャンルに手を出していきました。自動車、ゲーム関係、今日のプリウス系が得意なのでその分野で読者の皆さんの役に立つ記事を書いていきます。

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