
「グランツーリスモ7がNintendo Switch 2で動いている」——そんな衝撃的な情報が、海外ゲーマーの間で静かに波紋を広げています。発信源は、Giant BombのジャーナリストJeff Grubb氏が配信するポッドキャスト「Game Mess Decides」(第434回)。ただしその発言の文脈は、一部で報じられているような「移植計画」とはかなり異なるものでした。
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発端はリスナーの「なぜGT7はPCにないの?」という質問
この話題が出たのは、リスナーから寄せられたスーパーチャットへの返答がきっかけでした。「Bluepointが閉鎖された今、なぜBloodborne・デモンズソウルリメイク・グランツーリスモはPCに来ないのか改めて考察してほしい。どう考えても簡単に稼げるはずなのに」という内容に対して、Grubb氏はこう述べました。
「グランツーリスモは不思議な話でさ。最近、Switch 2上でグランツーリスモが動いていたって聞いたんだよね。Switch 2向けに出るとは思わないけど、動いていたとは聞いた。だからこそ思うんだよ——じゃあPCに出せばいいじゃないか、って。Switch 2を検討しているなら、PCなんて当然の選択のはずだよ。それでもまだPCには出ていない。おかしな話だよ。」
つまりGrubb氏の主旨は「GT7のSwitch 2移植計画がある」という話ではなく、あくまで「Switch 2でも動くなら、PCに出さない理由がわからない」というもの。GT7がPC未発売であることへの疑問・皮肉として、Switch 2での動作を”補強材料”として挙げた形です。
GT7はなぜいまだにPCで遊べないのか
ソニーは近年、『God of War』や『Spider-Man』シリーズなど主要タイトルのPC展開を積極的に進めています。それにもかかわらず、PS4/PS5を代表するレーシングゲーム『グランツーリスモ7』はPC版が一向に発表されていません。
シミュレーションレーシングのファン層はPC市場に厚く、ビジネス面でも明らかなチャンスがあるだけに、Grubb氏の「Switch 2で動くならPCは当然」というツッコミはゲームコミュニティの総意に近いものがあります。
「PS6携帯機への布石」はあくまで二次的な解釈
一部の海外メディアでは、今回のSwitch 2でのテスト動作をソニーが開発中とされる「PS6携帯機」に向けた技術検証ではないかと推測しています。確かにGrubb氏は同じ番組内の別の場面で「ソニーのPS5ゲームをPS6携帯機向けにダウングレードする作業が大量に発生するはず」と言及しており、ソニーが携帯機を視野に入れていることは事実のようです。
ただし番組内でGrubb氏がGT7のSwitch 2動作とPS6携帯機の開発を直接結びつけて語った場面はなく、あくまでメディア側の推測・考察という位置づけです。「移植計画がある」でも「PS6携帯機の布石」でもなく、まずは「Switch 2で動いていると聞いた」という伝聞情報であることは押さえておく必要があります。
まとめ
今回の騒動を整理するとこうなります。Grubb氏が「GT7がSwitch 2上で動いていたと聞いた」と発言したのは事実ですが、それはSwitch 2への移植を示唆するものではなく、「だったらなぜPCに出さないのか」という文脈での発言でした。GT7のPC版がいつまでも出ないことへの業界内のフラストレーションを、さらっとした一言で代弁した形といえるでしょう。
ソニーがGT7をはじめとした看板タイトルをどのプラットフォームでどのように展開するか、続報が待たれます。
※参考:YouTube
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