
「今日もくしゃみが止まらない」「鼻をかみすぎて限界…」——2026年3月、スギ花粉はいよいよ飛散ピークを迎えています。
ウェザーニュースが公開した花粉症の重症度セルフチェックがXで大拡散中。「くしゃみ21回以上で最重症」という基準に、「え、私それ毎日超えてる…」という告白が続出しています。
実は花粉症患者の約7割が「重症」以上と言われています。「花粉症くらい我慢すればいい」は大きな誤解。放置すると薬が効きにくくなるリスクまであります。まずは話題のXポストを見てみましょう。
【花粉症”重症度”チェック✅】スギ花粉が飛散のピークを迎えています。くしゃみや鼻詰まりが気になっても「自分は花粉症じゃない」と言い聞かせていませんか?我慢し続けると薬が効きにくくなるリスクも…。重症度の判定基準や早めの治療のメリットについて解説します。 https://weathernews.jp/news/202603/090086/
— ウェザーニュース (@wni_jp) March 10, 2026
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まず自分の花粉症を知ることが対策の第一歩
花粉シーズンになると「自分は花粉症ではない!」と唱えながら、くしゃみや鼻づまりに悩んでいる方は多いはず。大阪はびきの医療センター副院長・川島佳代子先生は次のように警告しています。
「スギ花粉症患者の約7割が重症、または最重症とされています。重症化すると鼻や目の症状だけでなく、頭痛や皮膚のかゆみ、胃腸の不調、イライラなども辛くなってきます。睡眠障害や、仕事・勉強・家事などの効率が低下する、記憶力が悪くなるなど、生活に深刻な支障をきたすことも珍しくありません」
川島佳代子先生(大阪はびきの医療センター副院長)
さらに「症状が軽いうちは様子を見よう」という判断も危険だと言います。
「毎年不快な症状が繰り返されるだけでなく、年々悪化していくのが問題です。悪化するほどに薬が効きにくくなるなど、治療も難しくなります。若いときは自然によくなることはほぼありません。早めに適切な治療を受けることが大切です」
川島佳代子先生
あなたは何回?重症度セルフチェック
花粉症の重症度は、「1日のくしゃみの回数」「1日に鼻をかむ回数」「鼻づまり・口呼吸の程度」の組み合わせで判定します。
| 重症度 | くしゃみ(1日) | 鼻かみ(1日) | 鼻づまり・口呼吸 |
|---|---|---|---|
| ⚪ 軽症 | 1〜5回 | 1〜5回 | 口呼吸なし |
| 🟡 中等症 | 6〜10回 | 6〜10回 | ときどき口呼吸 |
| 🔴 重症 | 11〜20回 | 11〜20回 | かなりの時間が口呼吸 |
| 🚨 最重症 | 21回以上 | 21回以上 | 1日中完全につまっている |
くしゃみ・鼻かみのどちらか一方が21回以上なら、もう一方が少なくても「最重症」と判定されます。朝の連続くしゃみだけであっという間に達してしまうケースも珍しくありません。
また、川島先生によると花粉症は症状のパターンによって3タイプに分類されます。鼻水・くしゃみが強い「鼻水・くしゃみ型」、鼻づまりが強い「鼻づまり型」、3つの症状が同程度の「充全型」です。自分がどのタイプかを把握しておくと、受診時に医師へ伝えやすくなります。
症状はくしゃみ・鼻水だけじゃない
花粉症の影響は、鼻や目だけにとどまりません。川島先生は次のような症状も花粉症が原因になり得ると指摘します。
- 勉強・仕事・家事への支障
- 集中力・思考力・記憶力の低下
- 外出を控えてしまう
- 気分が晴れない・憂うつになる
- 頭痛・皮膚のかゆみ・胃腸の不調
- 睡眠障害
「花粉症で仕事が手につかない」「毎朝だるくて起きられない」という方は、症状が複合的に絡み合っているサインかもしれません。
病院へ行くタイミングは「中等症以上」
川島先生は「中等症以上であれば、早めに耳鼻科・アレルギー科を受診してほしい」と話します。病院では抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイド薬などで症状を抑えることができます。
また、花粉症の治療薬は早くから連用するほど改善率が上がることも示されています。「今はまだ軽い」という段階でも、心当たりがあれば早めの受診が得策です。
今日からできる花粉対策
受診と並行して、日常生活での花粉対策も重要です。
- 外出時はマスク・帽子・花粉用メガネを着用
- 帰宅時に衣服についた花粉を払ってから室内へ
- 室内のこまめな掃除・空気清浄機の活用
- 飛散が多い日は窓を閉めて換気を最小限に
市販薬で症状を抑えたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。花粉症市販薬のAmazonセール特集でコスパの高い薬をまとめています。
まとめ
花粉症患者の約7割が「重症以上」——この数字は決して他人事ではありません。くしゃみや鼻かみの回数を1日カウントしてみるだけで、自分の状態が客観的にわかります。
「まだ我慢できる」で放置し続けると、来年・再来年はさらにつらい花粉シーズンが待っています。今シーズンこそ、早めの受診と対策で乗り越えましょう。
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