教員不足が深刻な問題となっているようです。
ある中学校では技術の教員が不在のため、家庭科や他の教科に変更されていたとのこと。酷い話だ。
教員不足はなるべくしてなったという感じだろうね。だって待遇悪すぎだもん。
ブラック企業と変わらないような労働時間と報酬で教員になろうと思う人は極少数だと思う。
子供に何かしらの魅力を感じている人、教員という肩書きに魅力を感じる人、子供との出会いを求めている人。いろいろあるだろうけど、純粋に教育者になろうと思って教員になる人はどんどん減少していると思う。
オレも高校の教員免許持ってるけど、やっぱりjkと合法的にふれあえることにスゴい魅力を感じている人は必死に教員を目指していた。
どこの会社も同じだけどこれからは「嫌なら辞めろ。変わりはいくらでもいる。」なんて絶対に言えないよ。いないんだからね?変わり。
不足している人材を集めるためには他社より良い報酬を付けるか、何かしらの魅力が無いと集まらないのに、このメールには報酬に全く触れてないのはなぜだろう。新卒じゃなくて、中途募集したいなら30万円付近の基本給で募集かけないと人集まらないけど、九州だといくらぐらいなんだろ?
この問題は今までのつけが全部帰ってきたって感じ。当たり前の結果だよ。
地方だけじゃなくて全国に同じ現象が起きるのは間違いないし、教員だけじゃなくて他の会社全てでも同じ現象が起きるのは時間の問題だろう。
今後は以下に若い人材を確保するかで各社戦争になる。
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元社会教諭に「数学教えて」 教員不足、九州の教委必死
「お知り合いの方で、教員免許状をお持ちの方がいれば、是非紹介してくださるようお願いします」。今年1月、福岡県大野城市の小学校の保護者に届いたメールだ。県教委の福岡教育事務所が、管轄する市町の教委と小中学校を通じ、保護者ほぼ全員に呼びかけたという。この保護者は「そこまで先生が足りないのかと驚いた」と話す。
地元教委を名乗る人から「中学の教員が足りない。講師として来てくれませんか」と電話がかかってきたという。男性は元社会教諭。「社会はいっぱいおるでしょう」と言うと「いや、実は数学なんです。臨時免許を出します」。男性は驚き、断った。「数学なんて教えたこともないし、免許もないのに」とあきれる。
ある中学では今年度、技術の教員が6月半ばまで不在。やむなく技術の時間は家庭科や他の教科に充てた。生徒からは「なんで技術できんと?」と不満が漏れたという。別の中学では5月末まで美術の教員がおらず、授業ができなかった。体育教員が臨時免許で美術を教えているケースもある。
参考:asahi.com
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