現在アメリカ各地を中心に、中国から謎の種が大量に送られていると話題になっていましたが、ついに日本にも中国から謎の種が届き始めているようです。
アメリカ農務省はこの事案について現在調査中と発表していて、外来種や害虫から国内の農業を守るためにも絶対に種をまかずに、直ちに当局に連絡するように求めています。
この謎の種送りつけに関して、現時点では「ブラッシング詐欺」の可能性が高いと考えられているようです。
ブラッシング詐欺とは、売り手が適当なユーザに商品を発送することで注文番号を発行し、その番号を利用して商品に肯定的な虚偽のレビューを記載し、消費者を騙して商品の売り上げを上げる手口です。
今回日本で報告しているユーザは「アマゾン用に使っている住所に届いたから、確実にアマゾンから情報が漏れた」と報告しています。
Amazonの出品者が個人情報の不正利用、もしくは個人情報が流出した可能性があるのかもしれません。
日本でも今後同様の被害が多発する可能性がありますが、このような不審な謎の種が届いた場合は絶対に捨てず、郵便局に相談し受取拒否するか、最寄り植物防疫所に相談してください。
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中国から謎の種が届いた報告
参考までに。 pic.twitter.com/JdnGOxMvSl
— きのこますお🍄 (@KinokoMasuo) July 30, 2020
中国から謎の郵便が届いた時の対処方法
植物防疫所の警告コメント
最近、注文をしていないのに海外から種子が郵便などで送られてくる事例があるようです。
植物防疫法の規定により、植物防疫官による検査を受けなければ、種子などの植物は輸入ができません。輸入時の検査に合格した場合は、外装に合格のスタンプ(植物検査合格証印)が押されます。
もし、輸入検査を受けていない(外装に合格のスタンプのない)植物が届いたら、そのままの状態で、最寄りの植物防疫所にご相談ください。
なお、心当たりの無い種子が届いても、庭やプランターなどに植えないでください。また、種子がビニール袋に入っている場合は、ビニール袋を開封しないでください。
参考:maff.go.jp
植物防疫所の連絡先
- 横浜植物防疫所:045-211-7153
- 名古屋植物防疫所:052-651-0132
- 神戸植物防疫所:078-331-2376
- 門司植物防疫所:093-321-2601
- 那覇植物防疫事務所:098-868-2850
参考:maff.go.jp
同様の種が届いている人も多数登場
我が家にも数日前に届きました…まさに同じ種です!!同じく開封してしまいました!!
— ちいく (@ikuetopirtar) July 29, 2020
検閲所と消費者生活センターに連絡したところ、東京国際郵便局に確認したところ、EMS伝票、外装が残っており、郵便が届けられた状態を再現、保持できれば荷物も開封してしまっていても返送が可能だそうです。続
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