もう二度とやってこない平成最後の夏。あなたは何をして過ごしますか?
今年の夏は世界中で過酷な暑さとなっていて、日本でも毎年年を重ねる毎に夏が暑さで過酷になっている様に感じます。
この記事では、今年で絶対に最後になる「平成」最後の夏ということもあり、平成の間に絶対に聴いておいて欲しい「夏」を感じる神曲をご紹介していきます。
とはいえ、マイナーな曲ではなくあまりにメジャーな曲達なので既にご存じだと思いますが、この平成最後の夏に聴いてもらうことによって、平成という時代のあなたの夏にキレイに幕を閉じてもらえればと思います。
今回紹介する曲達は、全ての曲から「夏らしい」何かと、「懐かしい」何かが感じ取れる曲です。
もう絶対にやってこない「あの夏」を思い出して、切ない気持ちになりつい涙してしまう人もいると思います。
これらの曲を聴いて、ストレス等をデトックスして、平成最後の夏を楽しみましょう。
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久石譲 – Summer
映画「菊次郎の夏」のメインテーマであり、トヨタ・カローラのCMソングでもある曲。
あまりにも有名な曲ですが、今年はなんと言っても平成最後の夏。
平成30年の夏だからこそこの曲を、今この瞬間に聴いて欲しいと思います。
この曲からはまさに「日本の夏」といえるような夏っぽさがあふれ出ていて、子供時代の楽しかった夏を思い出します。
たとえ楽しかった子供時代の思い出なんてない人でも、きっと切ない気持ちが胸にこみ上げてくる様な曲です。
そう。もうあの夏は戻ってきません。
楽しかったあの夏。遊ぶことだけを考えて、政治や金、仕事の事など考えたことすらなかったあの夏。
今全く同じ景色を見ているはずなのに、思い出の中にあるあの夏の景色とは違うはず。
この曲を聴くと、何か大切なものを毎日生きていく毎に失ってしまっている感覚を覚えます。
今と同じ夏はもう来ないのだと、とても切ない気持ちになる曲です。
もののけ姫 – アシタカせっ記
オレが好きなジブリ映画断トツ1位の神作「もののけ姫」のメインテーマ。
この曲は何がスゴいって洋楽器での演奏にもかかわらず、隠しきれない「日本」という雰囲気があふれている事。
もののけ姫を見ていなくても、壮大なスケール感と世界観が曲の様々な場所から伝わってくるこの感じ。
当然もののけ姫を見ている人が聴けば、頭の中でサンとアシタカ、エボシやモロが思い浮かび、人間ともののけの共存というアシタカの理想を叶えるために、両者に挟まれ立ち向かい、全ての呪いや争いを見届け受け止める彼の決意が伝わってきます。
現代を生きる我々人間がそれが何であるのかすら忘れてしまった「何か」。まるでそれを思い出させようとする名曲です。
千と千尋の神隠し – あの夏へ
オレが好きなジブリ映画で第2位の作品「千と千尋の神隠し」
この曲を聴くと多くの人は「どこかに懐かしい場所に帰りたくなる」「遠い昔懐かしい日々を思い出す」と感じることがあるようですが、それは偶然ではなく、自らも忘れてしまっている「何か」を呼び覚ます様な感覚を覚える人が多いようです。
まるで一つ一つの音が涙腺を刺激し、この曲を聴く者を涙させるかの様で、どこか切なく悲しい雰囲気があります。
今とは全く違う生活を送っていた、遠い夏の遠い日を思い起こさせるような曲です。
映画「千と千尋の神隠し」は、抽象的な比喩があふれていて、様々な解釈が可能な作品です。
作品の舞台となる湯屋では、「八百万の神々」を癒やすために湯女たちが働いています。
八百万の神とは、日本古来の信仰で、自然の全てのもの(山・川等)には神が宿っているという考え方です。
今でも日本では擬人化が一般的に行われていて、例えば食べ物や機械に何か人格が宿っていると考えている事が少なくありません。
日本以外の国では一神教や偶像崇拝なのに対して、日本には八百万の神(無限に近い数の神)がいると考えられていて、その日本の神達が癒やされにやってくる場所を描いた作品が「千と千尋の神隠し」だと個人的には感じています。
Air – 夏影 -summer lights-
タイトルにある「夏」の文字からわかるように、まさに「夏」という感じを全面に感じさせてくれる名曲。
この曲はKeyが製作した「AIR」という恋愛AVGの作中で使われた代表的な楽曲の1つです。
Keyが製作するゲームは「涙」「感動」「笑い」という要素を取り入れて「泣きゲー」というジャンルを確立しました。
「AIR」をプレイした後や、アニメ化された作品を視聴後にこの曲を聴くと、涙が流れるという事はあまりにも有名です。
この曲からは自身が過ごしたあの遠い日の夏を思い起こさせる様な、なんとも言えない不思議な感覚を味わわせてくれます。
ひぐらしのなく頃に – you
同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」のBGMで名曲として様々なアレンジ版が登場している名曲。
「ひぐらし」という名詞から「夏」を連想することができますが、この曲から夏を感じる事があるのは上記で紹介した「Summer」「夏影」と曲のコード進行が似ていることから連想しやすいのかもしれません。
歌詞が付いているボーカル版では、歌詞の意味合いから涙するという人が後を絶たなかった曲です。
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