2021年は非常に多くの自治体で成人式を中止・延期・オンライン開催にするなど、新型コロナウイルスの感染拡大が急速に進んでいたためリアルでの開催を避ける動きでていました。
ドライブスルー方式や、分散開催など感染防止対策を講じた上で開催する自治体もあり、全国最大規模の横浜市成人式もリアルで開催されました。
新成人には成人式の後は会食を自粛することを重ねて要請していましたが、残念ながらパーティしてしまった新成人達の会食でクラスターが多発しているようです。
石川県では成人式関連のクラスターは3件、愛知県では成人式後の会食でクラスターが発生し18人の感染確認、大阪府では成人式関連のクラスターで20人の感染が感染確認、沖縄県では成人式関連のクラスターで38人の新成人と連絡が取れないことを発表していて、成人式クラスターが全国で多発する事態となっています。
大府市の市長は「式典後の会食自粛を重ねてお願いしてきたのに残念だ」とコメントを発表していますが、Twitter上では想定内とのツイートが多くでてきています。
もし成人式を開催していなかったとしても、この状況で会食している新成人は成人式予定日に集まり会食していた可能性は捨てきれず、開催有無を問わずこのような事態は発生していたのではないかと思います。
今年は各自治体で探りながらコロナ渦初となる成人式開催となりましたが、今年の成人式でクラスターの発生がなかったら、来年度も感染予防対策を講じた上でのリアル開催が考えられましたが、一部の新成人が会食をしてクラスターが発生してしまったため、来年度も同様の状況にであれば今年以上にリアル開催は厳しそうです。
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成人式後に会食、クラスターで18人感染
県によると、大府市の成人式クラスターでは複数の若者グループや店員の感染が判明。22日にも新たに3人の感染が分かり、計18人となった。岡村秀人市長は「大人の自覚を持ち、式典後の会食自粛を重ねてお願いしてきたのに残念だ」とするコメントを発表した。
参考:news.yahoo.co.jp
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