いよいよ平成も最後の日となりました。明日からは新しい元号「令和」時代に突入します。
思えば平成時代にいい出来事はありませんでしたが、ゲーム界隈だけで見れば圧倒的な発達や進化を見せてくれました。
先日、ファミ通が「平成のゲーム 最高の1本」ベスト3を発表して、第1位に「クロノ・トリガー」が選ばれました。
オレも平成の頭から生きていたわけではありませんが、当然プレイした作品であり、とても印象に残っている作品です。
今回は元々はゲームがメインコンテンツだった当ブログで、平成時代に発売されたゲームでオレ的ランキングをつけ、平成の最高の1本を決めていきたいと思います。
正直1位はすぐに思いつくんだけど、それ以降いいゲームがありすぎて順位をつけるのは難しい…
それにしても、ゲームだけでもいろいろあったな「平成」。
そして、改めて思う「ゲームっていいな」。
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オレ的平成のゲーム最高の1本ランキング
第5位:クロノ・トリガー
1995年3月11日に発売された「クロノ・トリガー」。
散々神ゲーと言われているので、ここでオレが改めて説明する必要は無いほどの名作です。
SFCから始まり、PS、DS、スマホと、まさに時を超えてプレイヤーを魅了するゲームです。
本作は過去・現在・未来へと、時を超えて冒険する内容になっていて、斬新な世界設定に多くの人を驚かせました。
そして、音楽も素晴らしい。神ゲー在りし所に神音楽あり。
正直第5位に本作をランキングするに当たり、「ドラゴンクエストV(DQV)」と非常に悩みました。
どちらもオレにとって非常に印象深いゲームで、最高のゲームですが、平成最後の時点では僅差で本作が上でした。
第4位:ファイナルファンタジーX
2001年7月19日に発売された「ファイナルファンタジーX(FFX)」。
当時「世界一ピュアなキス。」「私、『シン』を倒します。必ず倒します。」というキャッチフレーズで大量のCMや宣伝が行われていました。
FFXはシナリオ、音楽、キャラ、世界観の全てがオレにクリティカルヒットしていました。
ゲームをプレイして行くにつれて明らかになっていく、世界の秘密や世界の理。
このとき改めて、神ゲーは音楽も神だし、音楽が神ならシナリオも神だと思いました。
音楽を聞くと、未だに鮮明に本作の様々なシーンが脳裏によみがえります。
「さあどうする!今こそ決断する時だ!死んで楽になるか、生きて悲しみと戦うか!自分の心で感じたままに、物語を動かす時だ!」
「泣くぞ、すぐ泣くぞ、絶対泣くぞ、ほら泣くぞ!」
「できないよ…できないんだよ…行けないよ…」
ちょっと思い出しただけでもいくつもの心に刺さる台詞が出てきます。
オレ、異世界転生したら「スピラ」に行くんだ…
オレの中でFFXを超えることができるFFが、令和時代に登場してくれるのか…期待しています!
第3位:メタルギアソリッド
1998年9月3日に発売。
未だに人々を魅了してやまない「ソリッド・スネーク」という男が主人公の「メタルギアソリッド(MGS)」。メタルギアシリーズとしては3作目となる作品ですが、「MGS」シリーズとしては1作目の作品で、「GENE(遺伝子)」をテーマに描かれた作品です。
この作品はなんと言っても「カッコいい」につきます!
作品内では実在する武器が使用されていて、当然「SOCOM」も使用されています。
初めて「SOCOM」を知り、その格好良さに魅了されたきっかけとなるのが本作品です。
MGSシリーズは現在最新作の「MGSV」まで発売されていますが、物語はまだ実質未完成とオレは考えています。
また、メタルギアシリーズの監督となる小島秀夫さんは、現在既にコナミを退社しているため、まさに平成時代の取り残された作品となってしまっています。
令和時代になっても、小島監督が関わりメタルギアシリーズが再開される可能性は絶望的でしょう。
いつか、どんな形でもいいので正統な続編が出てくれることを願っています。
第2位:グランツーリスモ
発売日は忘れもしない、1997年12月23日。
そう、あれはクリスマスのことでした。父が母にSMAPのVHSをプレゼントし、母が父に「グランツーリスモ」をプレゼントしたことからオレの自動車に対する何かが目覚め始めました。
本作を初めて知ったきっかけは、近所にあったゲーム屋の一番目立つ試遊台に「グランツーリスモ」の体験版が設置されていたことです。
学校から帰ってきては毎日のようにプレイしに行き、ノーマル状態ではどう頑張っても直線で一番好きだった「R33 スカイラインGT-R」で「NSX」に勝てないという理不尽さを思い知りながらも、NSXに浮気することなくBCNR33でプレイしていたことは未だに鮮明に覚えています。
本作をプレイしてから、従来のレースゲームとはリアルさのレベルが違う、挙動やグラフィックに今までのゲームがプレイできなくなりました。
元々車に対して興味はあったものの、本作でおそらく初めて「日産・スカイラインGT-R」という存在を知りました。
トヨタ・スープラ、ホンダ・NSX、三菱・ランエボ、スバル・インプレッサ。様々な国産スポーツカーを知り、「クルマ」というものを教えてくれて、その海のように深い面白さを知るきっかけを与えてくれた忘れられない作品です。
この作品がなければ、オレは今「BNR34」に乗っていなかった可能性はかなり高いし、日本の90年代スポーツカーが価格高騰していなかった可能性もかなり高いと思います。
そういう意味では本作の発案者・プロデューサーの山内一典さんにはいくら感謝してもしきれません。
オレと同じように、グランツーリスモがきっかけで車に興味を持ち実車に手を出した平成世代は数知れないことでしょう。
令和時代に生まれてくる子供達にも、車の面白さ、格好良さが伝わるように、今度はオレがきっかけを与える存在になっていきたいです。
第1位:グランド・セフト・オート・サンアンドレアス
日本版が発売されるまでには、ホットコーヒー問題等があり、大幅な修正がされ2年以上かかりようやく発売されました。
発売当時は様々な地域が用意された舞台となるマップが話題になりました。
オレが初めて本格的にプレイしたPCゲームがこのGTASAで、MODの存在を知ったのもこのGTASAです。
元々の購入動機は、広大なマップ上で「日産・R34 スカイラインGT-R」に乗り動き回ることができると知り、MODを調べるうちに魅力を感じ購入に至りました。
この作品から間接的に学んだことは数知れず、オレのPCスキルのベースはこのゲームから培われたと言っても過言ではありません。
様々な仲間達と出会ったゲームでもあり、様々なことを学べたゲームでもあります。
本作のシナリオはかなり心理的に残酷なものになっていて、主人公のCJを動かしているうちに感情移入してしまうものです。
発売から約15年。未だにフリント群の森に現れるというビッグフット(雪男)について、公式は肯定も否定もしていません。
平成時代に事実なのかMODなのかはわかりませんでしたが、今後もこの話題については謎のまま都市伝説になっていくことでしょう。
「Home Sweet Home」まさにこのゲームにぴったりなフレーズです。
平成時代に量産されたビッグIPとそれに頼る現在
ここまでオレ的平成のゲーム最高の1本を第5位までランキングしながら、平成を振り返ってみました。
平成はゲーム界が大きく発展した時代であり、プレイヤーの心に強い印象を与える最高のゲームが多く世に放たれました。
ただ、平成の後半には前半に好評だったゲームのリメイクや、リマスター等が増え、印象に残る新規タイトルが少なかったと感じています。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は平成後半で印象に残った数少ないタイトルで、令和時代には過去の栄光に頼らずに、新しい所謂神ゲーを是非作ってもらいたいです。
少ないコストで数打ち、1つでも当たれば莫大な利益を上げてしまう「ソシャゲ」がビジネス的には正しいと思いますが、どうかCS機・PC向けの王道ゲームにも力を入れてもらいたいです。
令和時代。一体どんなゲームが我々プレイヤーの元にやってくるのか、今から楽しみです。
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