映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)」でタイムマシンとして使用されたことで有名な「デロリアン・DMC-12」は、架空のクルマでは無く、1980年代に市販されていた実在するクルマです。劇中ではタイムトラベルに必要な条件として「時速88マイル(約142km/h)」に到達することが必要なことはとても有名です。
今回、実際にデロリアンで「88マイル」に到達するとどうなるのか?
アメリカの高速道路で挑んだオーナーが現れました。
こう言うのってなんか夢があって良いよね。
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デロリアンで実際に88マイルに到達するとどうなるのか?
カリフォルニア州サンタクラリタに住むスペンサー・ホワイトさんも、DMC-12乗りの1人。先日、州道14号を走行していると、速度が時速85マイル(約137km)に達していることに気付きました。同乗していた母親もメーターを見て「88マイルへ加速!」とあおってきたため、ホワイトさんは車を加速させ、DMC-12を時速88マイルで走らせました。
しかし、その速度で走れたのはわずか2秒だけ。
一体スペンサー・ホワイトさんに何が起きたのか?
ホワイトさんの運転するDMC-12のすぐ後ろにパトカーがやってきたためです。
停車後、ホワイトさんにスピード違反を告げる警官は「まるで宝くじにでも当たったかのような笑顔」だったとのこと。おそらく、警官も映画のことはよく知っていて、「時速88マイルで走るDMC-12」を見ての反応だったことは容易に想像が付きます。そういう事情もあって、この警官はホワイトさんの車のスピード違反を示すレーダーガンの「88」の表示を撮影させてくれたとのこと。
デロリアンで88マイル出すと違反キップを切られる
ホワイトさんは警告だけで済むかと思ったそうですが、400ドル(約4万4000円)の違反切符を切られることになりました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のファンは、この違反切符を「ドリームチケット」と呼んでいるのだとか。
ということで、時速88マイルで走った結果「スピード違反で捕まった」ホワイトさんは、「次元転移装置を積んでいなかったしプルトニウムもなかったからタイムトラベルができなかった」と語っているそうです。
参考:gigazine.net
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