令和のトイレットペーパー騒動を引き起こしたデマ発信者の1人である米子医療生協に所属する転売屋の介護士について、鳥取県警米津書が事情聴取を行った結果「悪意の意図はなかった」として、刑事責任を問う可能性は少ない見込みだと米子医療生協担当者が明かしました。
担当者によると「職員本人が警察と話をした結果、職員には『悪意の意図が全くない』と確認されたようです」「警察は『法に触れて刑罰を(課す)という対象でないことは、経緯を聞いて確認しています』と言っておりました。それで処罰の対象にないという認識でおります」と話しているようです。
また令和のトイレットペーパー騒動のせいで、米子医療生協本部には1日100件を超える「トイレットペーパーを届けろ」などという抗議の電話が入っていてパンク状態になっているほか、米津市役所や鳥取県消費者生活センターにまでクレーム電話が入る大騒動になっているようです。
日本のトイレットペーパーの製造元が中国だと嘘をついて、根拠や証拠を求められたらアカウントを消去し逃亡した行為に悪意がないとは言いがたいと思います。
転売屋が既に確保した商品に対し「品薄になる」というポジショントークをしたことが原因で今回の騒動が引き起こされたように見えますが、転売目的でデマを拡散させているのに悪意がない判断されれば、今後も悪意さえなければ社会を混乱させてしまっても問題ないということになりそうです。
熊本地震の時に「ライオンが逃げた」というデマをツイートして拡散した男性は、動物園の業務を妨害したとして偽計業務妨害の疑いで逮捕されています。
熊本地震のデマのケースは結果的に不起訴でしたが、今回のケースはどのような意図があったにせよ、一動物園どころか消費者を大混乱させ、小売店、メーカー、物流の業務を大妨害してしまう結果になっています。
日本は法治国家なので、法律に対し厳正に照らし合わせた結果違法行為に当たらないのであれば当然刑事責任は問われないと思いますが、今回のケースで違法行為に当たらないのであれば、法律に問題があるのではないかと疑ってしまう人も多く出てきそうです。
今後この騒動は一体どのように収束していくのでしょうか。
刑事事件化されない場合でも民事事件化される可能性はありそうです。
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米子医療生協職員「トイペ品薄」デマ投稿、市全体を巻き込む大騒動に
新型コロナウイルスに関連して「トイレットペーパーが品薄になる」などのデマをSNSに投稿した米子医療生活協同組合の職員について、事情を聴いていた鳥取県警米子署は「悪意の意図がなかった」として、刑事責任を問う可能性は少ない見込みだと同組合の担当者は話しています。
参考:headlines.yahoo.co.jp
Twitter上の反応
SNSでこんなデマを流した張本人を警察が突き止めて逮捕してほしいですよね😠これは一種の犯罪ですよね😠
業務妨害や詐欺罪に当たるのかな😉 pic.twitter.com/z8o9m5QBws— かっちゃん🍺🍗 (@katuan10) March 6, 2020
https://twitter.com/yoruko_sayonara/status/1234643863689560064
https://twitter.com/kagututi_flame/status/1235690576617418752
デマあほくさ
警察はよ特定して捕まえろよ pic.twitter.com/stVa6zxwOL— つるみ (@Tsu_rumi) March 5, 2020
凄い!!
トイレットペーパーのデマ流した個人特定で、法的措置始まった。
やるな警察。
こんな大事にした罪は重いし、みんなガクブルしてるだろうな。
— 白猫ヤマト (@kukirakigo) March 4, 2020
https://twitter.com/nobuakiwt/status/1235742554773000192
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