これは7pay事件から何も学んでいないが故の事件では…?
2020年9月3日頃から、NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を利用し、各地の銀行利用者の預金が不正に引き出される事件が発生しています。
ドコモ口座の利用者が不正利用の対象にあっているという認識の人も多いと思いますが、被害対象になっているのはドコモ口座利用者ではなく、ドコモ口座にチャージ(入金)対応している銀行の利用者です。
ドコモ口座へのチャージに対応している銀行は35行ありましたが、不正利用が相次ぎ、今後の被害を防ぐためにドコモ口座との連帯の新規登録を停止した銀行が現時点で18行あります。
現時点で不正利用の手口は判明していませんが、ネット上ではドコモ口座を利用した「リバースブルートフォース攻撃」の可能性が指摘されています。
クレジットカードの不正利用では、カード会社が検知した場合利用者に連絡が来る事が多いですが、今回の事件では不正利用の判断が難しく、被害にあっていた場合でも、銀行側からも、ドコモ銀行側からも連絡は来ない可能性が非常に高いです。
ドコモ銀行の連帯対応銀行を利用している人は、必ず自分で不正引き出しの被害にあっていないか確認し、もし身に覚えのない「ドコモコウザ」名義の引き落としがあった場合には銀行、警察に連絡しましょう。
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ドコモ銀行を利用した預金不正引き出し被害にあった報告
これ私もやられました…現在銀行と警察に相談中
— トックリ (@tokkuri_tktk) September 5, 2020
ドコモはほぼほぼ対応してくれませんでした! https://t.co/alCmCqCKV5
銀行に調査して頂いた結果、
— トックリ (@tokkuri_tktk) September 6, 2020
・七十七銀行口座にアクセス~ドコモ口座開設、全額引き落としまで約30分で完了
・ドコモ口座の一回の引き落とし限度額(10万)を最初に引き落とそうとする
・残高が10万に満たない場合、希望額を5万、4万…と変更しながら最終的に1000円単位まで引き落とそうとする
不正引き出し被害にあう可能性の銀行一覧
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
- イオン銀行
- 伊予銀行
- 池田泉州銀行
- 愛媛銀行
- 大分銀行
- 大垣共立銀行
- 紀陽銀行
- 京都銀行
- 滋賀銀行
- 静岡銀行
- 七十七銀行
- 十六銀行
- スルガ銀行
- 仙台銀行
- ソニー銀行
- 但馬銀行
- 第三銀行
- 千葉銀行
- 千葉興業銀行
- 中国銀行
- 東邦銀行
- 鳥取銀行
- 南都銀行
- 西日本シティ銀行
- 八十二銀行
- 肥後銀行
- 百十四銀行
- 広島銀行
- 福岡銀行
- 北洋銀行
- みちのく銀行
- 琉球銀行
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