ヤマト運輪のメール便が3月いっぱいで終了してしまい、あのサイズで送っていた物は全て「定形郵便」、「クリックポスト」を利用するようになりました。クロネコDM便を使うより安いし、1cm超えていたら定形外よりクリックポストの方が安くなることが多いです。
それに、定形だったら一番最初に郵便局で測定してもらったら、後は切手貼ってポストに入れるだけだから、メール便より楽っちゃ楽だよね。集荷毎回来てもらうのも悪いし、時間合わないときあるし。コンビニより近くにポストがあるからきっとそう思うんだろうけど。
特にクリックポストは封筒にそのまま印刷して切手貼らないでポストに投函できるから凄い楽。あれは良いね。サイトは使いづらいけど…
まぁ、そんなわけで最近は運送に郵便局を利用しています。そんな郵便局で送料を騙された話と、測定器械の問題点について書いていきたいと思います。
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送料騙された!
自宅にスケールもヤマトのメール便測定器もあるから基本的には送料分かるんだけど誤差あったら嫌だからいつも新しい商品を取り扱うときは、郵便局で測定して送料確定してから切手を買っています。多く払いすぎたり、少なかったりしないから一番安全です。
メール便が終了して郵便に切り替えるときに送料を測定してもらうために郵便局に行きました。測定してもらった結果その郵便物は送料120円でした。120円の切手は買って自宅に帰ったとき、ふとあることを思い出しました。
あれ?オレあの商品メール便の1cmで送ってたな…
そう、全く同じ商品と封筒で1cmの82円で送っていたことを思い出しました。どうして今回送料120円(高さ1cm以上)取られたんだろと疑問に思ったので測定し直しました。どう計っても1cm以内で重さも50g以下でした。
次の日同じ郵便局に行って測定をお願いしたら今度は送料92円でした。あれ?おかしい…
まぁ、計り間違えは誰にでもあるから1回ぐらいしょうが無いと寛大なオレ様の心で許すことにして、92円切手を買って帰りました。完全に送料騙されてたわ…
しかし、ある日。
投函したはずの郵便物がポストに戻ってきている事が…
どういうことだろうか。意味が分からない。なにやら白い札が貼ってあり、「基本料金が28円足りません」と書かれていた。送料も確認してもう既に何十通も郵便出来ている物がなんで戻ってきたのか不明なため、郵便局へ事情を聞きに行きました。
郵便局でのやりとり
SOCOM:送料足りてるのに戻ってきたんですが…
郵便局員:測定するので預かって良い?
郵便局員:あー、1cm超えてる。送料不足みたい。
SOCOM:は?どういうこと?いつも全く同じ物何回も送ってるし、ここで送料確認取ったときは1cmだったよ。
郵便局員:でも、1cm定規に通らない。ほら。
SOCOM:いや、だから通ってたんだよ。あの人呼んでよ。あの人が通してたから。
郵便局員:えー、嫌だなー。あれ、通った。
SOCOM:だから通るんだって。
郵便局員:でも、さっきまで通らなかったのに。不思議だね!
SOOCM:(殺したい…)
郵便局員:ちょっと本局に伝えるから待ってて。
約15分後…
郵便局員:今回は本局に言ったからもう平気だよ。
SOCOM:なんでこれははじかれたの?どうやって測定してんの?
郵便局員:ここで計って大丈夫でも、本局の機械ではじかれると戻ってくる。きっとそれにはじかれた。
SOCOM:え?じゃあ、機械に誤差が存在するって事?
郵便局員:いや、誤差はありません。
SOCOM:じゃあ、なんで通ったり通らなかったりするの?
郵便局員:不思議だな… でも、誤差は無いですよ。
SOCOM:いや、現に通ってないんだから誤差あるじゃん。これ問題でしょ?
郵便局員:でも、誤差は無いんです。
SOOCM:(殺したい…)
SOCOM:こんなの数十通に一つ戻されて、いちいち来局しなきゃ行けないとめんどくさすぎる。お互いに効率悪いからどうにか対処法考えてよ。
郵便局員:いや、対処法は現状無い。
SOCOM:一個戻ってくる度に30分近く使ってたらコストが割に合わないよ。
郵便局員:確かにそうですが、どうしようも無いんです。
SOOCM:てか、測定器に誤差なかったらこうならないでしょ。ちゃんと仕事してよ。
郵便局員:誤差は無いんです。すみません。
郵便局の測定機器の誤差問題
てか、現実問題誤差が無い事なんてデータ意外じゃ、あり得ないでしょ。
実際に、誤差が発生して戻ってきてるんだからそれは大きな問題だと思うんだけど。1cmの定規通して郵便局では通って、本局の測定器では通らないって言うのも問題だと思うし、全く同じ物が何通も通った実績あるのに時々通らないって言うのは大問題だと思う。
ちなみにこうしたやりとりは既に何回かありました。はじかれて送料不足で戻ってきたのは1回では無いです。戻ってくる確率は1/20ぐらい。結構な確率だよね。でも、別にギリギリとか言うわけではないんだよ。0.9cmぐらいで定規はスルスル通る。
これ、オレ一人で1回だけなら28円っていう小さな数字だけど、全国で誤差があってこんなことやってるとしたら相当多く送料を払わせていることになるよ。
年間に何通定形を定形外扱いにして送料取ってるんだろ。後納郵便とかで使っている事業者も知らない間に絶対払いすぎてると思うよ。送料不足で戻ってくるんじゃ無くて後で普通に払ってるんだもん。月に数百通も出してたら分からないよね。
年間に誤差で得る売上高仮定
仮定でどのくらいの金額を年間多く払わせているのか考えて見よう。
平成24年度の日本の企業等の数は412万8215企業。事業所数は576万8489事業所。
その中の少なく見て80%の事業所461万4791事業所が月に50通の郵便(全部で2億3073万9550通)を送っていると仮定。
測定ミスが1/20の確率であると仮定して、1153万6977通ミスがある計算。流石に多すぎるなw
全部10円多く取っていたとしても1億以上も儲かってしまう。でも、日本郵政の2012年度の売上高が「2,876億3,300万円」あるな…
企業の数だけで計算してもこれだからプラス民間が入ったら1億じゃすまない数字になりそう。大企業の経営者から見たら小さな数字だけど、利用者から見たらとんでもなく大きな数字だろ。
まとめ
郵便局員や機械の誤差によって送料が変わってしまうのはやはりおかしいと感じる。実際に問題を指摘しているのにかたくなに誤差を認めないのもどうかと思う。指摘してやってんだから調べれば良いのに。まぁ、実際に誤差を認めたら大変なニュースになってしまうだろうから認められないか。
というか、測定器は頻繁にチェックしてるんだよね…何でこうなるんであろうか…
今回は送料を多く取られたことに1回で気がつきその後は適正送料で送っていますが、気がつかないとかなりの損失になりますよ。
郵便局員を信用せずに、郵便を出す前に一度自分で計ってから持ち込んでみてはどうでしょうか。オレはこの事件以来全く信用していないので全て自分で計っています。皆さんも気をつけてね。
私も今現在、近くの郵便局で同じような事やられています。
1年前に定形内150g以内を発送しようとしたら、郵便局の量りに乗せると170gくらいになり、おもわず「ちょっと」と言って、封筒を量りから自分で降ろすと、「もう一度量りなおします」と郵便局員の人が言い、量りなおすと145gでした。
封筒の重さを家で量ってから言ったので気が付きましたが、なぜ重さが変わったのか何の説明も無かったですし、近頃は何故か量りのある、窓口の隣の窓口を使うよう(きつく)言われました。
それから、ゆうメールを5つ発送する時に一つ目はゆうメール価格で次から何故か定形外郵便価格で量りだしたので、指摘するとゆうメールの設定にしてました。
郵便局の郵便物売り上げが悪いとはいえ、こんなお客を騙してまで売り上げをあげないといけないなんて、客商売舐めてるとしか思えないので、その郵便局は一生使いません。