以前から、開発コード:X-Wとしていろいろなところで噂されていたW-ZERO3[es]の後継機Advanced W-ZERO3[es](WS011SH)が発表されていました。
このAdvanced W-ZERO3には、本日提供開始のWindows Mobile6が搭載されています。
Windows Mobile6?何それ、うまいの?とか思っている方もいるかもしれないので、特徴をマイクロソフト株式会社のページから引用しておきます。
Windows Mobile 6の主な特長は以下の通りです。
■ モバイルメッセージング機能の強化
HTMLメールのサポートや英語のスペルチェック機能などの追加により、よりPCに近い環境でのメッセージング処理が可能となり、ユーザーの利便性が向上します。
Microsoft(R) Exchange Serverと連携することで、サーバー上にあるメールの検索や、フラグの設定、また不在時のアシスタントの設定などがWindows Mobile 6搭載端末で可能となるだけでなく、デジタル情報の保護および高いレベルでの制御を行うためのIRM (Information Rights Management)が適用されたメールのサポートが実現されるため、特に企業ユーザーにおいてはより高度なセキュリティ環境が提供されます。また、社内のMicrosoft Office SharePoint(R) Portal Server上に保存されているファイルにも、Exchange Serverを介して社外からアクセスすることができ、電子メールに社内リンクとして記載されているファイルにもスムーズにアクセスすることが可能となります。
最新のMicrosoft Office製品である、Word 2007、Excel(R) 2007、PowerPoint(R) 2007のファイル形式をサポートしますので、電子メールに添付している、あるいはメモリーカードに保存されたOffice文書なども違和感なく閲覧し、編集することが可能です。また、Office 2007ファイル形式のサポートの他、FaxやZIPファイル形式も同時にサポートします。
2007年6月6日時点で日本国内で発表されているWindows Mobile搭載端末に関しては、無償で本サポートへのアップデートを提供します。
2007年6月7日以降に発表されるWindows Mobile搭載端末に関しては、標準で実装される予定です。
なお、本件の詳細につきましては、別途、発表予定です。
■ ウェブエクスペリエンスの向上
Windows Mobile 6では、各種Windows Live(TM)サービスとの統合が可能となり、メッセンジャー、ウェブ検索、ウェブメール、ブログなどのサービスをよりPCに近い環境で利用することが可能となります。また、メッセンジャーのメンバーリストとアドレス帳を同期させ、アドレス帳にて自分のメンバーのオンライン状態が一目で分かるようになり、コミュニケーションの幅に広がりが生まれることになります。
標準で提供しているブラウザである、Internet Explorer(R) Mobileも大きな進化を遂げました。JavaScript(TM)やAJAX、またDHTMLやXHTMLといった幅広い標準規格へより高度に対応をすることで、ウェブサイトの再現性に関する機能が向上しました。またVGAやワイドVGAなどの高解像度スクリーンに対しても最適化を行い、Windows Mobile搭載端末上での表現力は格段に進化しました。閲覧スピードも、アーキテクチャの改善などにより、以前のバージョンと比較して約30%向上しています。
■ セキュリティ・開発性の進化
Windows Mobile 6は、PCなどからのデジタル証明書の取り込みが容易になっただけでなく、PKCS#12証明書などの取り込みやワイルドカード証明書のサポートにより、デジタル証明書との親和性が高まっています。またメモリーカードのデータも標準で暗号化できるようになり、個人情報や企業のデータを保護することが可能となりました。
Windows Mobile 5.0メッセージング&セキュリティ機能パックより提供していたポリシー管理をより高機能化したことにより、企業内で利用する端末のセキュリティと端末の管理面上の機能を高めることに成功しました。パスワードポリシーの幅が広がったことで、有効期限を設定したり、リセットを実施したりするほか、メモリーカードのデータを強制的に暗号化することも可能になりました。また、ワイプ機能も強化して、メモリーカード内のデータも消去することが可能になりました。
Windows Mobile 6には、日本語版では初となるリモート デスクトップ モバイルが提供されています。これによりWindows Mobile搭載端末をシンクライアントとして活用することが可能となり、PCやサーバーで稼働するWindows(R)アプリケーションにリモートから操作し、作業を行うことが可能となります。その他にもSQL Server(TM) Compact Editionや.NET Compact Frameworkが標準で実装され、LOB (Line of Business) アプリケーションの開発性を各段と向上させています。
ということなのですよ。
まぁ、Vistaと違ってアップデートしたくなるOSですね。
そして、肝心のAdvanced W-ZERO3[es]の特徴は
・Windows Mobile 6搭載(Ver Up!)
・小さく薄くなった!(幅50mm、薄さ17.9mm)
・ジョグ機能付きカーソルキーが搭載(ipodにも付いてるやつ)
・無線LANが標準装備
・液晶サイズUp3型へ([es]は2.8です)
・QWERTY配列のキーボード搭載(4列になったことで打ちやすさUp)
・赤外線通信対応(これで、他社の携帯ともメアド交換しやすくなりました)
・スペックUp!(メモリ2倍、256M。CPUはクロックアップ)
こんな感じですかね。もし、改悪していたらどうしようかと思いましたが、いろいろと役に立ちそうな機能が増えたのでこれで、色のバリエが増えたら機種変できそう。
その他、画像が豊富な関連サイトを紹介しておきます。
・ウィルコム新機種「Advanced/W-ZERO3[es]」の生写真いろいろ – GIGAZIN
・ウィルコム新機種、その名はAdvanced/W-ZERO3[es] – GIGAZIN
・Advanced/W-ZERO3 [es] – SHARP
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