自動車はとても便利な道具ですが、簡単に人を殺したり、自分が死んでしまうという危険な道具でもあります。自動車に乗る上で、一番気をつけたいのが「交通事故」です。
今回は国土交通省が発表している「衝突安全性能評価」を参考に、軽自動車の安全性能の得点が高い順に全ての軽自動車をランキング形式で紹介していきます。
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新・安全性能総合評価とは
独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が作成した、自動車の安全性能を評価する方法です。得点は208点満点で、5段階評価する事とされています。
安全評価得点が高い軽自動車ベスト11
第11位:日産 モコ / スズキ MRワゴン
得点:140.2点
モコ(MOCO)は、スズキが製造し、日産自動車により販売される軽トールワゴンです。スズキのMRワゴンの姉妹車種(OEM版)です。
残念ながら最下位となってしまった、日産モコ/スズキMRワゴン。他の軽自動車とは結構点差を付けて最下位となっています。
第10位:スズキ スペーシア / マツダ フレアワゴン
得点:152.2点
2008年1月から販売されていた「パレット」に替わる実質的後継車として発表されました。車種名を変えて新型車として発売される背景として、室内寸法、軽量化、燃費性能などに大きな進歩があったからとされています。
予防安全性能評価では軽ハイトワゴン車の中では最高得点となる45.8点(46点満点)を獲得して「先進安全車プラス(ASV+)」に選定されています。
しかし、総合順位では11位という結果になってしまったようです。
第9位:ダイハツ ミラ イース
得点:153.4点
ミライースは昨今の環境意識や低価格志向の高まりを受け、誰もが気軽に乗れる「第3のエコカー」をコンセプトに開発された軽自動車です。
ミライースは「先進安全車(ASV)」に選定されています。
第8位:スズキ ワゴンR / マツダ フレア
得点:154.3点
モーターの力で、さらに静かで低燃費になった、S-エネチャージ搭載を搭載した軽自動車です。軽自動車の中ではトップレベルの燃費性能を持っています。
スズキ ワゴンRは「先進安全車(ASV)」に選定されています。
※ワゴンRスティングレー・フレア カスタムスタイルを含みます。
第7位:ホンダ N BOX
得点:157.7点
両側スライドドアの広々とした車内で、子どもがいても乗り降りしやすい軽自動車です。2014年の「マザーズセレクション大賞」にも選定されています。
ホンダ N BOXは「先進安全車プラス(ASV+)」に選定されています。
第6位:日産 デイズルークス / 三菱 eKスペース
得点:159.5点
先日、三菱自動車が「eKワゴン」「eKスペース」で燃費を実際以上によく見せる不正な操作をしていたと公表して、販売・生産の停止が決定したばかりですが、安全性能では優秀な順位に入っています。
※デイズルークス ハイウェイスター・eKスペースカスタムを含みます。
第5位:スズキ ハスラー / マツダ フレアクロスオーバー
得点:160.2点
2つのカメラで人とクルマをとらえて、自動ブレーキで衝突回避をサポートする「デュアルカメラブレーキサポート」機能が搭載されるなどして、安全性能では「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得しています。
第4位:ダイハツ タント
得点:160.5点
助手席側のドアと後部座席のスライドドア間にセンターピラーが存在せず、助手席側のドアに内蔵してしまい大きく使えることが特徴のダイハツタント。この「ミラクルオープンドア」は子どものいたり、大きな荷物を積みたい場合に通常の軽自動車より大きく使えそうです。
※タントカスタムを含みます。
第3位:ホンダ N-ONE
得点:161.5点
ホンダ N-ONEは通常のエアバッグに加えて、サイドエアバッグやサイドカーテンエアバッグも取り付けられていて、安全性が追求されていて、「先進安全車プラス(ASV+)」に選定されています。
第2位:日産 デイズ / 三菱 eKワゴン
得点:161.8点
こちらも第6位の日産 デイズルークス / 三菱 eKスペースと同じく、製造元である三菱自側から燃費不正問題の報告を受け販売・生産を停止しました。
安全性能はとても優秀なのに残念です。
※デイズ ハイウェイスター・eKカスタムを含みます。
第1位:ホンダ N-WGN
得点:178.8点
栄光の第1位はホンダのN-WGNでした。得点は178.8点と2位と10点以上の圧倒的な差を付けてのランクインです。流石ホンダですね。
軽自動車で始めて、★5つの評価を獲得したという極めて優秀なモデルです。
安全性能も車選びの一つの要因に
いくら格好良くて安い自動車でも、安全性能が極端に低い車に乗っていると、いざという時後悔してしまうかも知れません。自分だけが乗るならまだ良いかもしれませんが、もしもの時大切な人を乗せていて、自分だけが助かってしまう事を想像してしまうととても恐ろしいです。
事故は自分がどんなに気をつけていても、起こるときには起きてしまいます。決して自分の運転技術に慢心せず安全運転を心掛けましょう。
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