日本の自動車の通常のナンバープレート(自家用)は白背景に緑文字となっていて、白ナンバーとなっています。しかし、軽自動車の通常のナンバープレート(自家用)は黄色背景に黒文字となっていて、黄色ナンバーとなっています。
軽自動車は黄色ナンバーが目立ってしまい、うまくボディーカラーと合わせることが難しい場合があります。また、「軽自動車で良いけど、黄色ナンバーが嫌だ」、「黄色ナンバーにコンプレックスを感じる」といった方にも吉報です。
2017年4月から軽自動車でも白ナンバーが取得可能になります。といっても、通常のナンバープレートと違い特別仕様ナンバープレートを選択することによって軽自動車の白ナンバー化が実現できます。
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そもそも軽自動車が黄色ナンバーの理由は?
軽自動車が目立ちやすい黄色ナンバーである理由は「高速料金」と「制限速度」の違いから来ていました。この2点が大きな理由です。
ほとんどの高速道路では、軽自動車と普通乗用車は料金が別に設定されていて、排気量の少ないクルマほど料金が安く設定されています。現代では現金での支払いよりもETCが一般的になっているので関係ありませんが、以前は料金所で1台ずつ停車して、おじさんに料金を手渡ししていました。
料金所のおじさんが料金を判断するときに「軽なのか普通なのか」を瞬時に判断できるように、ナンバープレートの色を変更したと言われています。
また、高速道路でも以前は軽自動車と普通乗用車で制限速度が違いました。以前は普通乗用車が100km/hで軽自動車が80km/hでした。警察が速度取り締まりを行うときに判断しやすいようにナンバープレートの色が違っているとも言われています。
といったように、現代では両方とも判断する必要がなくなったので厳密に言うとナンバープレートの違うは必要ありませんが、昔の名残で残っている状態ですね。
軽自動車に白ナンバーを取得する方法
軽自動車のナンバーがなぜ黄色なのかがわかったところで、次は白ナンバーを取得する方法をご紹介していきます。
これは軽自動車が全て白ナンバーになるわけではなく、4月から交付が開始される「ラグビーワールドカップ2019」の特別仕様ナンバープレートを取得することによって、普通自動車と同じ配色の白ナンバーを装着することができるようになります。
特別仕様のナンバープレートはラグビーワールドカップ2019の応援のために企画された物です。画像の通りピンクのエンブレムが入るのが、通常のナンバープレートとの違いです。
申し込み方法は簡単で、「図柄ナンバー申込サービス」から申し込みます。入力フォームに従って必要事項を入力して、料金を振り込めば申し込み完了です。
交付料金は地域によって違うので、予約センター一覧からお住まいの地域担当センターにご確認ください。基本的には7,000円ぐらいだと思います。
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