中国を中心に急速に感染が拡大している新型コロナウイルスによる新型肺炎ですが、中国では1月25日から大型連休「春節(旧正月)」が始まり、日本にも多くの中国人観光客が訪れています。
空港や観光地では感染拡大防止への警戒が強まっていますが、本日「中国から関西空港へ入国した中国武漢人観光客から咳と熱を検知し、病院へ搬送したものの検査前に逃げた。理由はUSJと京都へ遊びに行きたいから」という情報が投稿され、それを日本語に翻訳した投稿が拡散していました。
しかしどうやらこの情報は正しくないようです。
厚生労働省関西空港検疫所は「そのような事実はない」と拡散されている情報を否定しているとのことです。
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新型肺炎の男性が関空から病人に搬送されるも逃走したという投稿の翻訳
https://twitter.com/chixesha/status/1220318716346261505
新型肺炎「中国人が関空から病院に搬送、検査前に逃走した」は事実無根
「中国から関西空港へ入国した武漢の観光客から、咳と熱を検知し、病院へ搬送したものの検査前に逃げた。理由はUSJと京都へ遊びに行きたいから」という情報がネット上に拡散している。
この情報は誤っている。事実無根だ。厚生労働省関西空港検疫所はBuzzFeed Newsの取材に「そのような事実はない」と全面的に否定。そのうえで、冷静な対応を呼びかけた。
担当者によると、関西空港検疫所では新型肺炎の発生から1月24日正午までの間、中国人を含むすべての人で、「新型肺炎の疑い」があるとして病院を紹介した事例は一件もないという。
担当者は「事実ではない情報に惑わされず、冷静に対応していただきたい」と語った。
参考:buzzfeed.com
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