東京都は、休業要請などの目明日としてきたモニタリング指標の見直しを進めていて、2020年6月30日に方向性を示す方針だと発表しました。
先週は連続して1日に50人以上の新規感染者を何度も上回り、緊急事態宣言解除後、最も多い60人の感染も確認されました。
東京都ではこれまで週平均で1日の感染者数が50人以上などのモニタリング指標を元に、再休業要請を行うとしてきましたが、現在指標の見直しを進めています。
2020年6月28日に、週平均の1日あたりの感染者数は47.7人となっていて、今週も数日50人超えの感染者が確認されれば基準を超えることになり、再休業要請に動き出すことになる可能性がありましたが、指標を見直すことによって再休業要請の基準が変わることになります。
東京都は新型コロナ対策で、1.82兆円を充てていて、財源となった財政調整基金は3月時点の約9,350億円から807億円まで大幅に減少しています。
財源が厳しいことから再休業要請は事実上不可能という見方もできます。
ただし、モニタリング目安数値から重症患者数、入院患者数も少なく、検査実施件数を見ると4月の感染者数が200人近くいた時期よりも現在は多くの検査を行っていて、感染者数1人あたりの検査実施数の件数で見るとかなり少ないとみることもできます。
現時点で感染者数が増えていることは気になりますが、重症者が少ない事や病院のキャパシティ等を考えると非常事態宣言や再休業要請を出すのはまだ先で問題ないように思えます。
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モニタリング指標と再要請目安数値
新規感染者数と検査実施件数の比較
東京都「指標」見直し、30日に新たな方向性
東京都では28日に緊急事態宣言の解除後、最も多い60人の感染が確認されました。東京都は、これまで休業要請などの目安としてきたモニタリング指標の見直しを進めていて、30日、方向性を示す方針です。
参考:headlines.yahoo.co.jp
家庭内で感染拡大 東京で警戒高まる 財政厳しく“もう休業要請できない”
東京都は新型コロナウイルス対策で、これまでにおよそ1兆820億円を充てており、財源となった財政調整基金は、3月時点のおよそ9,350億円から807億円まで大幅に減少している。
第2波、第3波が来た場合の財源が厳しいため、休業要請はできないとの見方も強く、感染防止と経済活動をどう両立してしていくのか、難しい状況が続く。
参考:fnn.jp
Twitter上の反応
都合に合わせて指標を変える・・・
— fumi (@01Fuu) June 29, 2020
感染者の数より
— ダルケス(伊) (@lWNJnzf52ntdMtr) June 29, 2020
発症 要入院者の数に対して
ベッド 人員数がどれだけ受け入れ可能か?
というパーセンテージで見ることが大事#news #yahoo #コロナ #stayhome
とりあえずリモートワーク復活させようか。
— みくたむ&笹原葵紫 (@aosisasahara) June 29, 2020
厳し目に設定したラインと状況に応じて見直すというのは悪くないと思うけどね。小池都知事が憎い人からしたら批判のネタかもしれないけど。むしろ決めた所をずっと変えない方が運用としては柔軟性がなくて困る。
— 憲法改正に向けて足固めが出来る一年でありますように (@moonrabbitmoon) June 29, 2020
今後は1日の感染者数よりも医療体制を重視する
— sima🌟 (@simadayon) June 29, 2020
いいと思う😧
治療できる体制があるのなら、かかる事は仕方ないって事かな
さあ、小池さんどうする! 今こそ決断する時だ!外出自粛と緊急事態宣言出すか!出さないで感染者を増やして批判と戦うか!
— 切り裂きジャックε(。•︿•。)з🔪🐢 (@RuMBo16JUcysF3f) June 29, 2020
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