グランツーリスモは常にリアルを求めて開発が進められてきました。ハードウェアの進化によってグラフィックや挙動などはかなりリアルになってきたと思います。GT1からGT6で相当な歴史と進化がありました。しかし、リアルの限界はPSのコントローラーでは求められません。やはり、ハンドルコントローラーが必須となってきます。
現実で実際に車を運転していると必要になってくる一つ一つの情報。車の発する音、ハンドルから伝わる振動やブレーキペダルの重さ、加減速・横G等から情報を得てそれらを踏まえて運転操作をしていくと思います。それはハンドルコントローラーだけでは得ることは出来ません。
そこで最近活発になってきたのが「体感型シミュレーター」です。実際にシートが加減速やGによって動くのでプロドライバーも違和感なく操作ができる様です。また、プロレーサー達もこのような体感型シミュレーターを利用してトレーニングを行っていることも最近では珍しくありません。
こちらの記事もオススメです!
東京モーターショーのグランツーリスモブース
2015年10月30日から11月8日まで開催されている「東京モーターショー2015」に出展されているグランツーリスモブースで実際にこの体感型シミュレーターが体験できるようです。使用されている物は「ACSIM-S07F」で7軸のシリンダーでシートを制御しているようです。そして、ブレーキペダルは実車で使われている油圧式に近づけるためにホントに油圧式になっています。凄いこだわりようです。しかし、お値段も個人で購入できるレベルは超えてきました。フルセットで¥1,936,000となっています。
体感型シミュレーターの動作デモ
今後はグランツーリスモSPORTで実際のレーサーと一緒に表彰するFIA主催のレースも行われるので、どんどんe-Sportが盛り上がっていきそうですね。グランツーリスモの今後がとても楽しみです。
This site is protected by reCAPTCHA and the GooglePrivacy Policy and Terms of Service apply.