2022年2月25日 3時過ぎ、ロシア軍がウクライナにあるチェルノブイリ原子力発電所を攻撃し、激しい制圧戦の末に占拠されたとウクライナ大統領府が発表しました。
イギリスの報道機関によると、ロシア軍は反応炉と核廃棄物の貯蔵施設を破壊し、放射能レベルが上昇しているという未確認情報も出てきています。
チェルノブイリ原発といえば、1986年に世界史上最悪の放射能汚染事故が発生した場所で、未だに非常に危険だとされています。
アメリカの報道機関は「欧州におけるフォールアウト(放射性物質が拡散し地上に降下)を引き起こす放射能漏れの恐怖に拍車をかけている」とリスクを報じています。
SNS上ではチェルノブイリ原発を占拠しているロシア軍の映像が報告されています。
CoD4での様な出来事が現実で起きるなんて想像できないよ…
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ウクライナ・チェルノブイリ原発を占拠するロシア軍の動画
The first video from the captured Chernobyl nuclear power plant. Ukraine's PM Shmyhal has confirmed that the exclusion zone and all the NPP facilities have come under the control of the Russian forces. pic.twitter.com/D1da62UiRV
— Tadeusz Giczan 🇺🇦 (@TadeuszGiczan) February 24, 2022
ウクライナ・ゼレンスキー大統領のツイート
Russian occupation forces are trying to seize the #Chornobyl_NPP. Our defenders are giving their lives so that the tragedy of 1986 will not be repeated. Reported this to @SwedishPM. This is a declaration of war against the whole of Europe.
— Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) February 24, 2022
ロシア占領軍はチェルノブイリ原子力発電所を奪おうとしています。1986年の悲劇が繰り返されないよう、私たちの守備隊は命を捧げています。
マグダレナ・アンデルソン首相に報告した。
これはヨーロッパ全体に対する宣戦布告だ。
チェルノブイリ原発 ロシア軍が反応炉と核廃棄物の貯蔵施設を破壊
ウクライナ大統領府は同25日午前3時過ぎ、ロシア軍からチェルノブイリ原子力発電所を攻撃され、「激しい制圧戦の末に」占拠されたと発表した。
参考:chunichi.co.jp
英紙デーリーメールによれば、ロシア軍は反応炉と核廃棄物の貯蔵施設を破壊し、放射能レベルが上昇しているとの未確認情報もあるという。
同原発は首都キエフから北北西約110キロの距離にあり、1986年に世界史上最悪の放射能汚染事故が起きた因縁の場所だ。当時に爆発した第4原子炉を封じ込める外壁コンクリートの巨大な建造物内には、いまだに膨大な汚染物質が存在し、非常に危険だとされる。そのため、米誌ニューズウィークは「現時点で核廃棄物の貯蔵施設の状態は不明。欧州におけるフォールアウト(核爆発による放射性物質の地上降下)を引き起こす放射能漏れの恐怖に拍車を掛けている」と、36年を経て再び“死の灰”が降るリスクを報じた。
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