子供も大人もゲームで裏技使ったら逮捕される時代

この画像を見て鬱になった方は多そうですね。なんと昔のゲーマーならだいたいの人が見た事あるであろう裏技辞典「大技林」の時代から20～25年が経過しています。随分と歳を取ったのもうなずけるでしょうｗ

昔は一家に一冊この本があって、裏技を知っているとヒーローになれました。しかし、現代ではネットが普及して誰でも簡単に裏技を調べることができます。というか裏技なんか使わないでツール使うことが多いのかな。そんな背景が関係あるかないかはわかりませんが、最近では本屋でもすっかり見かけることが無くなってしまいましたね。かなり残念です。

今日は裏技行為。所謂チート行為について記事を書いていきたいと思います。

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裏技を使っただけで犯罪になる?

え? 何言ってるのこいつ?

と、思ってしまう方も多いと思いますが、実は嘘ではありません。

昔も裏技本もあったし、プロアクションリプレイもあったじゃん！

そうなんですが、時代が変わりました。最もゲームの性質が変わってしまったことが原因ですね。

まず現代のゲームはほとんどがオンライン環境を前提に作られていることが多いです。GTAにしろポチポチゲーにしろオンラインプレイでの魅力は大きな物です。そして、オンライン専用ゲームが大きく普及しています。スマホゲーなんか特にそうですよね。パズドラや、モンスト、ツムツムなんか全部オンライン専用ゲームです。

やっぱり大きく変わったのはオフラインからオンラインになったことです。今までオフラインでのゲームが当たり前だったのでチートや裏技に特に罪の意識は無く、というか持つ必要も無かったんですが、オンラインのゲームだとそういうわけにはいきません。

課金要素有りのゲーム

なんとなく分かってきた方も多いと思います。そうです。最近は完全無料でリリースして課金で回収するゲームが増えてきましたね。パズドラとかあの辺も全部課金要素有りのゲームです。課金要素があるゲームは課金することで強くなったり、プレイ時間を短縮・延長出来るようになりますが、裏技やチートによってゲームバランスが崩れて課金する必要が無くなると運営元は大損失です。そもそも長期間遊んでもらおうという前提なので、ゲームバランスが崩れてしまうことも大損失です。というか、ゲームの寿命が縮みます。

運営元が損失を被るという事は、完全に「威力業務妨害罪」です。

課金要素無しのゲーム

課金要素有りのゲームならなんとなく分かりますが、課金要素無しのゲームなら何が悪いのか。課金要素無しのゲームでも裏技やチート行為によって運営元のサーバーに損害を与える場合があります。通常あり得ない命令が行われるのでサーバーに異常が発生したり、壊れてしまったりする可能性があるからです。

これは「電子計算機損壊等業務妨害罪」です。課金要素無しのゲームではありませんが、実際に過去サドンアタックというFPSゲームでチートツールを使用した少年3人が書類送検されています。

子供は罪の意識無し?

我々大の大人であればなんとなくオンラインゲームでチートを行うのは危険だなというのは分かると思いますが、小中学生だとそれは難しいと思います。小学生とかだったらきっと全くないでしょ。むしろチートできるオレすげー！ってなると思う。しょうが無いよ。

オレも小学生や中学生の頃は裏技本読みまくってたし、PARも使ってたからな。裏技本こそ安かったけど、PARなんて高くてなかなか手が届かなかったのに今はそれが無料で手に入る。アプリでチートツールも良くあるし、簡単にチート使える環境ができてる。

あと、チート代行っていうのも流行っているみたいですね。Twitterで検索するといっぱい出てきます。これは小中学生がやってるのかな?でも業者っぽいのもあるけど、頭悪そうだな…

両親がチートは使ってはいけませんって子供に教育しなきゃ行けない時代なんてなんか笑ってしまうけど、スマホとかオンラインで使える端末を持たせるなら必要な時代になってしまいました。チートがダメって言うことじゃなくて何でいけないのかを教えられると良さそうですね。

今後はオンラインゲームの取り締まりも厳しくなって、BANされるじゃなくて摘発されるって事が増えてきそう。今後どのように法律が変わってくるのかにも注目しておきましょう。

というか、チートはオフラインのみで楽しみましょう！オンラインでチーター出ると一気に冷めるからね！