2021年2月12日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の緊急会合が15時から始まり、この会の中で森喜朗会長が辞任を表明しました。
森会長は「今日をもちまして会長を辞任いたそうと思っています。大事なことは、オリンピックをきちんと7月に開催することで、その準備に私がいることが妨げになってはならない」とコメントし、会長の職を辞任する考えを明らかにしました。
また、「誰かが老害、老害と言いましたけれども、年寄りは去れというのは、どうもいい言葉じゃない。老人もやっぱり日本の国のために、世界のために頑張ってきているわけですから、老人が悪いかのような表現をされるのは極めて不愉快な話であります」とのコメントもありました。
報道では後任に川淵三郎(84)氏の名前が出ていましたが、政府が会長選任のプロセスを問題視して起用に難色を示したため、組織委は川淵氏の起用を見送る方針を固めたようです。
現時点では女性を起用しなくてはならないというよくわからない考えのプライオリティが高いためか、後任に橋本聖子五輪相の名前が挙がっているようです。
森会長の問題となった発言について「発言を撤回したからいい」と擁護していた自民党・二階俊博幹事長は現時点で特に問題視されていませんが、ダブルスタンダードでなければ森元会長を批判していた勢力が今後二階俊博幹事長を批判し始める可能性もありそうです。
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森会長 辞任表明 東京五輪・パラ組織委緊急会合
女性蔑視と取れる発言の責任を取って辞任する意向を固めた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長が出席する組織委員会の緊急の会合が始まりました。この中で森会長は「きょうをもちまして会長を辞任いたそうと思います」と述べ会長の職を辞任する考えを明らかにしました。
参考:nhk.or.jp
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