スウェーデンのアパレル大手「H&M」が黒人少年をモデルに「ジャングルで最もカッコいいサル(coolest monkey in the jungle)」と書かれた商品を着用させてWEBサイトに広告として掲載したことが、発覚して黒人差別問題として話題になりました。
この広告に対する抗議デモが1月13日に南アフリカで野党「経済的解放の闘士(Economic Freedom Fighters / EEF)」が主導してヨハネスブルク市内のH&M店舗で行われました。
数十人規模で押しかけて抗議デモが行われましたが、参加者が暴徒化して店内を破壊して荒らしたり、商品を略奪するなどして暴れ、警官に鎮圧されました。
党首はこの抗議デモに対して「黒人への侮辱は許さない。」とコメントして襲撃への謝罪を否定しました。
差別だと非難されていたことH&Mに対して、自ら事実に変えてしまった様ですね。
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暴徒化した参加者がH&M店内を破壊して荒らしている様子の動画
That @hm nonsense of a clothing store is now facing consequences for its racism. All rational people should agree that the store should not be allowed to continue operating in South Africa. Well done to Fighters who physically confronted racism. pic.twitter.com/cgdedYGoOj
— Floyd Shivambu (@FloydShivambu) January 13, 2018
H&Mの黒人差別広告、南アで抗議デモ 一部店舗で略奪も
黒人の少年をモデルに起用したスウェーデンのアパレル大手「へネス・アンド・マウリッツ(H&M)」の広告が人種差別的だと非難されている問題で、南アフリカでは13日、野党「経済的解放の闘士(EFF)」の主導で抗議する人々がヨハネスブルク(Johannesburg)および近郊のH&M店舗に押しかけ、一部では店舗を荒らしたり商品を略奪したりしたため警察が制圧に乗り出す事態となった。
EFFのフロイド・シバンブ(Floyd Shivambu)氏はツイッターで「あの愚かな服屋(H&M)は今、自らの人種差別の報いを受けているのだ。理性ある人間なら誰でもH&Mに南アフリカ国内での営業を許すべきではないということに同意するだろう」と投稿し、H&Mに対する抗議行動を正当化した。
参考:headlines.yahoo.co.jp
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