車好きは洗車好き――
洗車は毎日朝5時から行うという愛好家もいるぐらい、洗車の道は奥が深いです。
そんな洗車の仕上げに欠かせないワックスや簡易コーティング剤ですが、もはや仕上げにコーティング剤を利用するのは定番のケアになっています。
しかしコーティング剤といってもカー用品店にやAmazonで見ると大量の種類があり、いったい何を使えばいいのかわからないという人も多くいると思います。
元々は車の塗装面を保護するために利用し、つや出しや撥水などの効果を合わせた簡単で便利なメンテナンス用品がコーティング剤でしたが、最近では撥水や艶は当たり前でプラスアルファの機能性をアピールするコーティング剤が登場してきました。
今回はコーティング剤の特徴や、おすすめのコーティング剤ランキング、最新の機能性コーティング剤を紹介していきます。
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車用コーティング剤の特徴
コーティング剤は、洗車で綺麗に洗い上がったボディに薄い皮膜を付けて塗膜を保護する役割を持っています。
ボディにコーティング剤の被膜を作ることによって、埃や泥などを付着しづらくし汚れにくくする効果や、光沢や艶を出して見栄えを良くすることができます。
コーティング剤は大きく分けると2種類で、本格的な硬化系コーティングと洗車後に手軽に使える簡易コーティングがあります。
硬化系コーティングは文字通りコーティング剤が硬化し、ボディ両面を固い被膜で覆うことができるため長期間効果が持続しますが、基本的に価格が高く施工に手間がかかるため気軽には使えないのが特徴です。
簡易コーティングは簡単に施工することができ、お手軽に光沢や艶を得ることができますが、短期間で効果がなくなってしまいます。価格も基本的には安く、施工も洗車後に手軽に行う事ができるのが特徴です。
おすすめの簡易コーティング剤ランキング
第1位:CCI・スマートミスト
CCI 車用 ガラス系ボディコーティング剤 スマートミスト W-117 撥水タイプ 280ml マイクロファイバークロス付き
スマートミストはガラス系コーティング剤で、ボディからガラスまで場所を選ばずに施工できる初心者にもおすすめの製品です。
使い方も簡単で洗車後濡れたままのボディに吹きつけ拭き取るだけなので、かなり手軽に時間をかけること無く施工することができます。
光沢も簡易コーティング剤の中でもかなり出る方で、ボディの傷を隠す隠蔽効果も強いです。
価格も安く、入手性も非常に良いことから第1位に選びました。
そんな良いことずくめのスマートミストですが、コーティング車特有のボディの水滴がツルツルと滑っていく撥水を期待しているユーザにはお勧めできません。
若干他の製品と比較すると、水はけが劣るといった感じです。
安価なので一度使ってみて満足できない場合は、撥水力に特化したコーティング剤に切り替えてみるのもいいかもしれません。
第2位:AZ・アクアシャインクリア
AZ(エーゼット) CCT-001 自動車用 ガラス系コーティング剤 アクアシャインクリア 300ml 中型車約7台分 マイクロファイバークロス 付き (AW301)
アクアシャインクリアはスマートミストと同じく、ボディからガラスまで場所を選ばずに施工可能となっています。
光沢も撥水も当然しますが、スマートミストと比較してしまうと劣っている感じがします。
とはいえ、光沢も撥水性能も悪いわけではなくそれなりという感じです。
この製品の最大のメリットは「価格」なので、とにかく安く簡易コーティング剤を試してみたいというユーザにはピッタリの製品になっています。
第3位:シュアラスター・ゼロウォーター
ゼロウォーターはコーティング被膜や塗装面を紫外線から保護し、劣化を軽減させるといった機能があります。
また繰り返し施工することによって輝きが増し、汚れに強いボディになっていくと説明されています。
特徴的なのは「親水」性能で、雨や洗車後にボディに水が残りにくくなるという撥水とは異なるコーティング剤になっています。
光沢も十分に出てくれるので、撥水で水がコロコロするのを楽しみたいというユーザで無ければ非常におすすめのコーティング剤です。
そんなゼロウォーターですが、第3位の理由は「価格」です。
他のコーティング剤に比べ、若干価格設定が高めとなっています。
最強のコーティング剤:ワコーズ バリアスコート
番外編として最強のコーティング剤を紹介します。リニューアルしてさらに良くなったガラス系コーティング剤「ワコーズ・バリアスコート」です。
クリーニングとコーティングが両立でき、光沢もキズの隠蔽効果も強く、コーティングも長持ちし、施工も簡単となっている製品です。
光沢や艶も非常に濃く、キズの隠蔽力も非常に高いです。また撥水性能も非常に良く、水はけも良いです。
バリアスコートは他の簡易コーティング剤と比べると、かなり効果が長持ちします。
施工もムラになりにくく拭き取りも楽な部類のコーティング剤となっています。
ただし「価格」が高めになっているため、ここぞという時のコーティング剤としておすすめします。
機能性をアピールする次世代コーティング剤
走行性能アップ:トヨタ・GRエアロスタビライジングボディコート
ボディ表面に施工するだけで車両安定性を向上させるという、なんともオカルトチックなコーティング剤がトヨタから登場しました。トヨタといえばアルミテープですが、アルミテープも本コーティング剤も言っていることはもっともらしく、空気による帯電を防止し、空気の流れを安定させることで走行性能を向上させるという製品です。
また「艶・撥水は一般的なコーティング商品が優れている」と公式の説明で言い切ってしまっているので、あくまで性能を追い求めるユーザに対するコーティング剤となっているようです。
トヨタ公式が公開しているコーティングによる走行性能を比較検証している動画もあります。
水を拒否:SPASHAN・スパシャン 2020
コーティング剤では、水をはじく仕上がり状態や製品の性質を表す「親水」「疎水」「撥水」などがアピールされていますが、本コーティング材は疎水の限界を超えてボディーが水を拒否する「拒水」というコーティング剤です。水をとにかくはじいて欲しいという要望が強いユーザにはまさにピッタリのコーティング剤になっています。
スパシャン 2020は光沢感や肌触りが非常に良いと評判で、施工も非常に簡単でムラになりにくい製品です。
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