「チェンソーマン」藤本タツキが新作読切漫画「ルックバック」無料公開!京アニ事件を彷彿させる感動青春物語 考察まとめ

本ページはプロモーションが含まれています

2021年7月19日、少年ジャンプ+で人気漫画「チェンソーマン」原作者・藤本タツキ氏の新作読切漫画「ルックバック」を無料公開しました。

全143ページと読み切りとしては非常に多めのページ数で構成されていて、まさに大作の読切漫画となっています。

ルックバックは小学生の藤野と不登校の京本2人が漫画を書くことを通して成長していく姿を描いていて、中学生、高校生、社会人と彼女たちの人生を描く、新時代青春物語となっています。

また、作中にも様々な要素が詰まっていることや、公開日が京アニ事件発生日となる7月18日の翌日であることなどから京アニ事件を彷彿とさせるストーリーが話題となっています。

Twitter上では公開から約30分でトレンド2位にランクインするほどの話題になっています。

人によってそれぞれの物語が連想できる作品。
一人一人の知識や人生のバックグラウンドで全く違う解釈になるのがスゴい!

こちらの記事もオススメです!

ルックバックの無料配信リンク

以下ネタバレを含む記事です。

作品を読んだ後に見ることをオススメします。

マンチェスターテロ事件

2017年5月22日夜、イギリス・マンチェスターにある「マンチェスター・アリーナ」で自爆テロと見られる事件が発生しました。

事件はシンガーソングライターのアリアナ・グランデさんのワールドツアー公演が終了した直後に発生し、観客らと実行犯を含む23名が死亡、59人が負傷しました。

翌日23日に過激派組織「イスラム国(ISIL)」が犯行声明を発表しました。

Oasis – Don’t Look Back In Anger

Oasis - Don't Look Back In Anger (Official Video)

Don’t Look Back In Angerはマンチェスターテロ事件のアンセム

Manchester crowd joins in with woman singing Oasis after minute's silence - video
追悼集会で1人の女性が歌い始めた時の動画

マンチェスターはOasisのメンバーの出身地であり、マンチェスターの地元の人にとってOasisは労働者階級から大スターになった地元の誇りでもあります。

そんなOasisのDon’t Look Back In Anger(1996)はテロ犠牲者を追悼するための集会で、ある1人の女性が歌い始めたことがきっかけで、今ではマンチェスターテロ事件のアンセムとなっています。

曲のタイトルとなっている「Don’t Look Back In Anger」は「感情的に過去を振り返らないで」といった意味で「発生した事実に対して後ろ気になってはいけない」というメッセージが込められている曲です。

曲自体は1996年にリリースされた作品で、テロに心を痛めている人に向けて書かれた歌詞ではないと思いますが、結果的に多くの人の心に刺さることになったようです。

事件後にはアリアナ・グランデが「One Love Manchester」というチャリティーコンサートを開催しました。

その中でCold Playのクリス・マーティンがアリアナ・グランデと「Don’t Look Back In Anger」を一緒に歌う場面がありました。

Chris Martin and Ariana Grande - Don't Look Back In Anger (One Love Manchester)

作中でのオマージュ

https://twitter.com/Kazuki17910/status/1416792788415303684
https://twitter.com/o2_jellyfish/status/1416904639933411332
Slip inside the eye of your mind(あなたの心の瞳に滑り込んで)
https://twitter.com/666_muika/status/1416812959637020672

京本の名前が「サリ」だとしたら歌詞が当てはまる

もし京本の名前が「サリ」だとすれば、Don’t Look Back In Angerの歌詞に登場する「Sally(サリー)」へのオマージュではないかとの考察も登場しています。

2016年1月10日はデヴィッド・ボウイの命日

David Bowie - Look Back In Anger (Official Video)

京本の命日が2016年1月10日なのは、「Look Back in Anger」を歌っているデヴィッド・ボウイ(David Bowie)さんの命日とかけているのではないかという考察も登場しています。

Look Back in Angerは「怒りに満ちて振り返る」といった意味です。

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』予告 8月30日(金)公開
\31日間無料のキャンペーン/
本ページの情報は2021年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

以下、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のネタバレを含みます。

映画を視聴した後に見ることをオススメします。

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」について

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、クエンティン・タランティーノ監督の作品であり、1969年にハリウッド女優のシャロン・テートがカルト集団のチャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を背景に、ハリウッド映画界を描いた作品となっています。

作中でのオマージュ

https://twitter.com/E_foon/status/1416940365559390210

京都アニメーション放火殺人事件

2019年7月18日、京都市伏見区にあるアニメ制作会社「京都アニメーション」の第1スタジオに男が侵入し、ガソリンをまいて放火したことで男を含む71人が死傷した放火殺人事件が発生しました。

チェンソーマン連載時に逆恨みで言いがかりを付けられていた藤本タツキ

https://twitter.com/gohan_krt/status/1416791518099042308

本作と京アニ事件について

https://twitter.com/maki_last/status/1416965977099563011
https://twitter.com/HIBIKIMAN15679/status/1416806873399906305
https://twitter.com/snobocracy/status/1416928386434277376
https://twitter.com/PANDA27373/status/1416805132340064256

チェンソーマンのオマージュ

チェンソーマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

チェンソーマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

藤本タツキ
460円(04/18 12:39時点)
発売日: 2019/03/04
Amazonの情報を掲載しています

藤本タツキ氏はチェンソーマンの原作者です。

「ルックバック」にもチェンソーマンを連想させるシーンがいくつも登場しています。

作中でのオマージュ

https://twitter.com/Evqsub/status/1416789353951424512
https://twitter.com/KaorugaDaisuki/status/1416780818853154820

シャークキックの単行本

作中では藤野の部屋に11巻だけが多く並んでいますが、11巻だけ多い理由は献本用を配る前に死んでしまった説と、チェンソーマンの巻数にかけている説が出てきています。

シャークキックの11巻だけ多くある演出

https://twitter.com/Lactaphilia0/status/1416794077769568257
https://twitter.com/penpen_pee/status/1416785588963872769

ルックバックはタイムリープではない説

藤野が4コマ漫画を破いた後、京本と藤野が始めて出会った直前のシーンまで戻ります。

時が戻り、今まで描かれた世界とは別の出来事が発生していくためタイムリープしてやり直したifの世界、もしくはパラレルワールドと考えることもできますが、タイムリープはしていなくて藤野の描いた願望妄想ではないかという説がでています。

ラストで登場する4コマ漫画「背中を見て」の「京本」の筆跡が、以前登場していた京本の筆跡とかなり異なり、どちらかというと藤本の筆跡に近いものに見えます。

また、時が戻ってからの京本は左利きになっている事にも注目が集まっています。

実在した京本は右利きであり、その後藤野の妄想の中での京本は左利きになっています。

「京本」の筆跡の違い

京本の利き手が変わっている

ファイアパンチ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ファイアパンチ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

藤本タツキ
418円(04/18 15:29時点)
発売日: 2016/07/04
Amazonの情報を掲載しています

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

執筆者 SOCOM

横浜生まれ横浜育ち!GTASAをきっかけに2006年1月にブログを立ち上げ、当時はGTASAを中心に紹介していました。その後、動画制作や写真撮影・編集、音楽制作等に興味を持ち始めて、広く深く様々なジャンルに手を出していきました。自動車、ゲーム関係、今日のプリウス系が得意なのでその分野で読者の皆さんの役に立つ記事を書いていきます。

この記事もチェック!

東名高速を走行中にトラックからハシゴが飛んでくる「マジで殺人未遂!死ぬかと思った」

東名高速道路を走行中に、トラッ …

首都高・大黒PAにドリフト暴走する車が出現!また2003年に逆行し社会問題化か

横浜市にある、首都高速道路の大 …

コメントを残す

This site is protected by reCAPTCHA and the GooglePrivacy Policy and Terms of Service apply.