2021年6月21日、東京・池袋で飯塚幸三(90)が運転するプリウスが暴走して、母娘がはねられて死亡した事件の刑事裁判が東京地裁で開かれました。
今回の裁判では死亡した母娘の遺族の松永拓也さん(34)による被告人質問が行われました。
飯塚幸三は、母娘の2人を死亡させたほか、あわせて9人にけがを負わせ、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われています。
裁判で松永さんが飯塚に直接質問を行い「あなたはブレーキを踏んだのは絶対に正しいと認識していますか」と尋ねると、飯塚は「はい」と即答しました。
さらに松永さんが「電子制御のアクセルとブレーキが同時に壊れたから発生したという主張だと理解してよいですか」と尋ねると、飯塚は4票沈黙した後に「電子制御は時々、不具合が起こることがあって、私どもも経験をよくすることですけど、再起動すると元に戻って正常に機能することがある。そのような事例ではないかと思っています」と自分の主張が絶対に正しいとコメントしました。
飯塚は自身が主張しているプリウスのブレーキ不具合が警察の調査で見つからなかったことは、再起動で正常に戻ったため矛盾していないとあくまで自分の過失はなく、無罪であると主張しました。
飯塚の主張が通れば、プリウスは絶対に無罪になる殺人兵器になる。
プリウスで人身事故起こした奴で真似する奴が出てきそう。
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池袋暴走事故 飯塚被告「車の不具合、再起動して元に戻った」
東京・池袋で2019年4月、暴走した車に松永真菜(まな)さん=当時(31)=と長女莉子(りこ)ちゃん=当時(3)=がはねられて死亡した事故の刑事裁判は21日、東京地裁で開かれた。自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(90)は、「再起動すると元に戻って正常に機能することがある。そのような事例ではないかと思っています」と主張し、自身が主張する車の不具合が警察による事故後の調査で見つからなかったことと矛盾しないという趣旨の主張をした。
参考:tokyo-np.co.jp
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