トヨタが世界最大級の家電見本市「CES 2017」で人工知能を搭載した「運転手のパートナーとなるクルマ」のコンセプトカー「TOYOTA Concept-愛i(コンセプト・アイ)」を発表しました。
最近は人工知能が様々な分野で注目され、活用が検討されていますが、各自動車会社も「クルマ×人工知能」をコンセプトカーにしてきていますね。
今後手動運転から自動運転にシフトして行くにあたって、人工知能とクルマはとても重要で大切な組み合わせになっていきます。人とクルマをつなぐ信頼関係に大きく貢献してくれることでしょう。
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運転手の感情を読み取り成長していくクルマ
今回発表されたコンセプトカー「TOYOTA Concept-愛i(コンセプト・アイ)」の特徴は次の3つです。
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・「人を理解する」技術(Learn)
・「安全・安心」(Protect)
・「新しいFun to Drive」(Inspire)
このクルマに搭載されている人工知能(AI)は「Yui」と言い、運転手の表情や覚醒状態を読み取ることで、適切な対応をしてくれるようです。運転手の動作や表情を読み取るだけでなく、SNSや会話履歴等の通信履歴まで読み取って運転手を理解するとのこと。
Twitterで「おちんちんびろーんwww」とか言っている人は、その発言まで読み取られてしまうのできっと日本ではあまり活躍しないことでしょう。
トヨタの人工知能搭載車といえば「pod」
みなさんは覚えていますか?
2002年1月1日にPS2向けに発売された「グランツーリスモ コンセプト 2001 TOKYO」に登場した、ソニーとトヨタによる異業種コラボレーションモデル「pod」を。
「pod」は感情を持っているクルマで、厳密には人工知能とは全く違うが接触すれば悲しみ、アクセル全開で喜んだりとクルマが気持ちを伝えてくれるモデルでした。
クルマをただの移動手段としか考えていない人にはわからないかもしれないけど、クルマをパートナーとして見ていたり、友達として見ていたりという大きな鉄の塊を擬人化している人からすると、クルマが感情を表現してくれるというのはとんでもなく嬉しい事だと思う。
時々現れる凄い自分勝手にクルマの感情を読み取っている運転手がいるけど、あれは酷い。
自分で廃車にしておいて、自分は無傷だから「クルマがかばってくれた…ありがとう…」とか言う奴ね。そんな自己中な奴にオレが全そういうクルマを代表して気持ちを代弁しておいてやろう。「ふざけんな氏ね。」
なんか話が脱線してしまったけど、人工知能をクルマに搭載することによって、「ナイトライダー」に登場する「ナイト2000」の様に運転手とクルマが新しい関係を構築することができる未来が待っている。
そんな未来が来て、未来ある若者や未来のない中年が今よりもクルマに興味を持ってくれる様になって欲しい。
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