1987年から続いてきた日本でのF1開催が、今年で最後になるかもしれません。
F1(フォーミュラ1)は自動車レースの最高峰で、世界各国で転戦しているモータースポーツの世界選手権です。
日本でもGP(グランプリ)が、三重県・鈴鹿サーキットで1987年から現在まで開催されてきました。
そんな鈴鹿サーキットでの日本GPですが、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの山下晋社長が、2019年以降のF1日本GP開催契約延長の交渉が難航していることを記者会見で明らかにしました。
契約延長の交渉進捗状況については「非常に厳しい」とコメントしています。
F1日本GPの観客数推移を見ていくと初めて開催された1987年が「25.5万人」、最も多かったのが2006年「36.1万人」、そして昨年2017年が「13.7万人」と年々観客数が減少しています。
F1が長期低落している理由はいろいろありますが、2008年のリーマンショックやホンダのF1からの撤退や、トヨタやブリヂストンといった日本企業の撤退。2012年のフジテレビ地上波放送の終了や、2014年の小林可夢偉選手を最後に日本人ドライバーの不在。レギュレーションの変更等、あげだしたら霧がありません。
まだ交渉は続いていくようですが、いったいどのような結末になるのでしょうか。
モータースポーツファン、車好きからするととても残念なニュースです。
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F1日本GPの将来は? モビリティランド社長「非常に厳しい」と語る
鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの山下晋社長は、先日行われたモータースポーツファン感謝デーの際の記者会見において、2019年以降のF1日本GPの開催契約の交渉が難航していることを明かした。
1987年から続いてきた日本でのF1開催。それが途絶えてしまう可能性があるのか? 現在の状況について、山下社長に詳しく話を訊いた。
「金額だけではなく、それに付随する条件がたくさんあります。金額が高い低いだけの話ではないんですけどね」
開口一番、現状について山下社長はそう説明した。しかし交渉は、我々の想像以上に厳しいようだ。
「ひとことで言えば、非常に厳しいです。現時点で彼らが提示しているモノと、我々が持続可能なF1日本GPという観点で見て最大限譲歩できるところとの開きは、まだかなりあります。正直、まもなく合意できるだろうというところには、残念ながらまだ辿り着いていません」
参考:jp.motorsport.com
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