今後盗難の標的としてさらに被害が増えそう…
1993年に販売されて、2002年まで生産されていた世界のトヨタが誇るスポーツフラッグシップ車「スープラ(JZA80)」は、未だに根強い人気があり世界中で愛されています。
このスープラも「日産 R34スカイラインGT-R」や「マツダ RX-7」などと共に平成12年度自動車排出ガス規制に対応出来ず、生産を終了しました。
映画「ワイルドスピード」やゲーム「グランツーリスモ」等で世界中にスープラの存在が広がり、爆発的にファンの数が増えました。
来年にはいよいよ待望の「新型スープラ」として復活するモデルですが、ここに来て旧型のスープラの人気がまた上昇しています。
カーセンサーの中古車相場を見ると、2018年に入ってたった4ヶ月の間に約60万円以上も中古車相場が上昇しています。
新型スープラにはMT仕様がないようなので、今後さらに相場は上昇していくと予想されます。
そんな中、アメリカでレア車や希少車を扱うBaTオークションに80スープラが出品されました。
長期的にコレクターが保存していた1994年式ノーマルATのツインターボ車体で、走行距離は約9173キロと低走行の極上車でしたが、落札価格は驚きの約855万円という高額な価格で落札されました。
最近中古車情報でもいよいよ車体数が少なくなってきた「80スープラ」ですが、オーナーの方は今後さらにセキュリティ対策を強化する必要がありそうです。
そこら辺の厳重なセキュリティがかかっている高級車よりも、海外に持って行けば高額に売りさばくことが出来るので、今でも多い盗難被害にさらにブーストがかかりそうです。
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そんなに程度が良くないスープラも高額落札
極上のスープラが落札されたのは3月30日でしたが、3月7日にもスープラが出品されて落札されていました。
こちらのスープラは1996年式のATツインターボ車体で、走行距離は約133575キロと程度としては珍しくない普通の車体です。
落札価格は約538万円とこちらもかなり高額な価格で落札されています。
この位の程度だと日本の相場では230万円前後で中古車販売されていることが多いです。
海外に持って行くだけで倍額になるなら、今後もどんどん流出しそうです。
ここのところ90年代から80年代の国産スポーツカーを標的にした自動車盗難が相次いでいるので、できる限りのことは行い精一杯自衛しておきましょう。
参考:bringatrailer.com
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