非常に強い勢力の台風19号に備えて、窓ガラスに養生テープを貼ると飛散防止に効果があると話題になっています。
ホームセンターなどでは養生テープが売り切れてしまうなど、多くの人が窓ガラスに養生テープを貼っているようです。
そんな中、窓ガラスに養生テープを米印に貼る行為は逆に窓ガラスが割れやすくなり危険だと指摘するユーザが登場しています。
5mmのガラスが耐えられる圧力は5,400パスカルですが、養生テープを米印に貼った場合、耐えられる圧力が3,800パスカルまで下がるという論文が出ていて、アメリカ海洋大気庁もハリケーンが来た際には絶対に窓にテープを貼らないように公告しているとのことです。
物が飛んできて割れる恐れがある場所の場合は、飛散防止のために養生テープを貼っても良いかもしれませんが、物が飛んでこない場所の場合は、何も貼らずにカーテンを閉める等の対策がいいのかもしれません。
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窓ガラスに養生テープを貼った場合の効果
誤解されるのが怖くなったので、工場で実際にガラス割ってきました!
米テープを貼ると割れないわけではありません。割れた後、振動や風で飛びにくくなるんです。二次災害の予防に効果があると認識していただければと思います。#台風 #養生テープ pic.twitter.com/F3n75pqiDv— 岩井 達也 ガラス屋の5代目 (@iwai_5daime) October 10, 2019
養生テープを貼るとガラスが割れやすくなると指摘するユーザ
僕は絶対貼らないです。
論文が出ており、
5ミリのガラスが耐えられる圧力は5400パスカルに対し、
米文字みたいにテープ貼った場合、耐えられる圧力は3800パスカルまで下がります。
アメリカ海洋大気庁もハリケーンが来た際絶対窓にテープ貼らないよう公告をしています。
誰信じるかは自己責任で! https://t.co/HrgMt8JaUU— SAKAI ⚔🐈⬛ CryptoHunter (@sakai_web) October 10, 2019
5ミリのガラスが耐えられる風圧
・何も貼らない:5400パスカル
・米みたいに貼る:3800パスカル
・井みたいに貼る:4000パスカル
・全面積貼る:4200パスカル
テープを窓ガラスに貼ると強度が下がるほか、飛び散るガラス破片もテープによって大型化するので、危険度が増します。#拡散希望 pic.twitter.com/6pR2LK4ILj— Sakai 🌐📲 Web系おかま (@sakai_web) 2019年10月10日
窓ガラス全体の物理性質からみると、元々窓ガラスの「応力」が平均的に分布されているところ、テープを貼る事で「応力」が不均衡になり、「弱点」が生じます。
その弱点からガラスが割れやすくなります。
▼ 応力とは
物体に外力が加わる場合、それに応じて物体の内部に生ずる抵抗力。— Sakai 🌐📲 Web系おかま (@sakai_web) 2019年10月10日
もっとエビデンスを出します。
アメリカ合衆国国土安全保障省が出した災害対策ガイドラインにこのような記載があります。https://t.co/Q0rRaPJUDK
テープによる窓ガラス補強は全く持って意味がないとの事。 pic.twitter.com/rvjncVpcSC— Sakai 🌐📲 Web系おかま (@sakai_web) 2019年10月10日
https://twitter.com/kenyu0501_/status/1182361061170638848
養生テープ(ガムテープ)を貼ってとび散り防止の件ですが,結局,割れた際には風が強すぎて,全部吹っ飛ぶ→破片が大きくなってさらに危険,ということになるようです.
アメリカFEMAの公式見解および常識,引用元(sakaiさんのツイートへ)では,テーピングは時間と労力の無駄だと言い切ってます. pic.twitter.com/hQypRFklnR
— けんゆー🥑駆け出し百姓 (@kenyu0501_) 2019年10月10日
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