カナダが東京五輪に選手派遣ボイコットと表明!1年間の延期要請

カナダが東京五輪に選手派遣ボイコットと表明!1年間の延期要請2020年3月22日に、カナダのオリンピック委員会(COC)およびカナダパラリンピック委員会(CPC)が、今年夏に2020年の東京五輪が予定通りに開催された場合には選手団を派遣しないと公式に表明しました。

カナダの選手派遣ボイコットは新型コロナウイルス感染拡大による選手と関係者の健康面への影響を懸念して決断されましたが、それに加えアスリート達のトレーニングが困難な状況も決断の理由の一つだとされています。

COCとCPCは東京五輪の開催を1年間延期することを要請していて、延期した場合に発生する煩雑な作業等に対し、最大限のサポートを提供することも表明しています。

今後、東京五輪延期を要請している各国がカナダの決定に追従する形でボイコットを次々と表明する可能性も高そうで、もはや通常開催は事実上不可能になりました。

1年間の延期は開催施設の確保から現実的では無く、延期する場合は2年後の2022年になる可能性もありそうですが、延期開催に対する賠償請求を逃れるために無観客で開催し、最大限損失や賠償請求を回避する可能性もありそうです。

既にオーストラリアオリンピック委員会(AOC)は、オーストラリア代表の選手達は2021年夏に東京五輪が開催される前提で準備を進めていると発表しています。

東京五輪が通常開催できない場合、日本経済には約7.8兆円の損失が発生し、GDPを1.4%押し下げるとの試算がでています。

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カナダが東京五輪の延期を要請、予定通りなら選手団派遣せず

カナダオリンピック委員会(COC)は22日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けて東京五輪には選手団を派遣しないと述べ、大会の延期を求めた。
参考:headlines.yahoo.co.jp

カナダオリンピック委員会の声明文

カナダ五輪委員会とパラリンピック委員会は早急に、国際オリンピック委員会、国際パラリンピック委員会、世界保健機関に対し1年の大会延期を求めます。そして、日程再編によって発生した煩雑な作業などに対しては最大限のサポートを提供することを表明します。大会延期による諸々の問題については承知していますが、我々の選手たち、そして世界において健康と安全以上に重要なことはないと考えています。

これは単に選手の健康問題ではありません、公衆衛生の問題です。新型コロナウイルスとそれに伴うリスクを考慮すると、選手は安全な状況におらず、彼らの家族、並びに選手が大会に向けて準備を進めるカナダの地域社会の健康・安全も十分とは言えません。

カナダ五輪委員会とパラリンピック委員会は、日曜日に国際オリンピック委員会より送られた書簡・ニュースリリースを確認しました。そこで、今回、大会を中止するという趣旨ではないということに我々としては感謝しており、国際オリンピック委員会が延期に関する早急な意思決定を理解されていることにも感謝しております
参考:headlines.yahoo.co.jp

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執筆者 SOCOM

横浜生まれ横浜育ち!GTASAをきっかけに2006年1月にブログを立ち上げ、当時はGTASAを中心に紹介していました。その後、動画制作や写真撮影・編集、音楽制作等に興味を持ち始めて、広く深く様々なジャンルに手を出していきました。自動車、ゲーム関係、今日のプリウス系が得意なのでその分野で読者の皆さんの役に立つ記事を書いていきます。

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