2020年7月22日から、新型コロナ緊急経済対策「Go Toキャンペーン」の中の1つ、観光支援「Go To トラベル」が先行して始まりました。
観光地として人気の沖縄・那覇空港では、7月23日に発熱者を割り出すサーモグラフィーに多数の発熱者を検知しているようです。
カメラで37.5度以上の発熱を感知し、スタッフが該当者を呼び止めて検温を求めたところ、該当者は検査に応じずその場を立ち去ってしまい、スタッフは「逃げられました」と検査に強制力が無いことに困っていたようです。
その後も発熱者を感知し、検温を求めた結果、該当者の測定結果は37.3度でしたが、「機内が暑かったからだと思う」と発熱の理由を話し、福岡から新婚旅行で妻と沖縄に来た男性(27)は空港を去りました。
那覇空港ではサーモグラフィーで37.5度以上の発熱を確認した場合、感染者が多い地域からの渡航、感染者との濃厚接触の有無などを聴取した上で、本人の了承を得られた場合に限り、PCR検査を実施するようです。
以前は新型コロナウイルスに感染している疑いがある人の受診タイミングとして「37.5度以上の発熱が4日以上続く場合」とされていましたが、現在は温度の指定がなくなり「息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合」「 重症化しやすい方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合」「上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合」とされています。
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「逃げられました」発熱感知も検査に応じず
「逃げられました」。午後0時5分。国内線到着口B付近で、サーモグラフィー担当者2人が慌てだした。カメラが37・5度以上の発熱を感知。スタッフが該当する男性を呼び止めて検温を求めたが、男性は応じず、その場を去った。「モニターに映る男性が真っ赤だったので熱はあるはず。でも強制はできないのが現状。うーん。難しいですね」。対応した男性スタッフは困り顔だった。
今度はリュックを背負ったマスク姿の男性の熱を感知した。スタッフはゴム手袋とフェースガードを着けて男性を近くのテーブルへ誘導。検温の協力を求めた。測定結果は37・3度だった。「機内が暑かったからだと思う」。新婚旅行で妻と来県したという男性(27)=福岡県=は「体調は問題ないし、呼び止められてびっくりした。何事もなくて良かった」と安堵(あんど)。足早に空港を去った。
参考:news.yahoo.co.jp
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