2020年11月7日、神奈川県横須賀市にある、将来の幹部自衛官を養成する防衛大学校の学生1人が新型コロナウイルスに感染していることが発表されましたが、その後、感染者は数十人規模にまで急増し、学校内で隔離生活を送っていると報道されています。
報道では、現役学生がPCR検査と抗原検査の結果、既に約80人の陽性者が確認されたと話しているようです。
防衛大は約2000人が敷地内の学生舎で寝食を共にしていて、密を避けがたい状況となっていて、感染が拡大すれば3月から4月にかけて約200人の感染者が発生した東京・永寿総合病院に迫る、国内最大級の大規模クラスターになってしまうのではないかと懸念されています。
また、防衛大内部でコロナ対応がおかしいと進言した衛生課に所属する医官は、流行初期の段階で感染拡大を懸念し、学生達を学内の寮に留め置くのではなく、親元に帰すように進言したところ、この進言が原因かは不明ですが8月1日付けで自衛隊中央病院への異動が言い渡されたと関係者は話しているようです。
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防衛大で国内最大級の大規模クラスター発生か コロナ対応に課題
将来の幹部自衛官を養成する防衛大学校(神奈川・横須賀市)で、11月7日に学生1人が新型コロナに感染していることが発表された。しかし、その後、感染者は数十人規模にまで急増し、学内で隔離生活を送っていることが取材によりわかった。現時点では防衛省も横須賀市も感染者数を発表していないが、防衛大の学生たちは敷地内の学生舎(寮)で集団生活を送っており、感染者は今後さらに増える可能性もある。
参考:news.yahoo.co.jp
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