さて、巷で一時期盛り上がっていた「内圧コントロールバルブ」。
少し気になっていたので色々リサーチしてみました。
結果から書くと、格段に良くなった。
※ブローバイ解放は公道で行わないようにして下さい。
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ブローバイガスについて
ホントは内圧コントロールバルブの装着のみにしようと思っていたんだが、定期的にバルブをクリーニングしないと乳化したオイルがたまって機能しなくなるという報告を見ました。
というわけで、今回はオイルキャッチタンクを付くってブローバイを解放し内圧コントロールバルブの装着を行いました。
そもそもブローバイガスとはなんぞやというと、未燃焼ガスとオイルが混ざった奴と考えてください。
ブローバイガスは環境に悪いので、エンジンから出たものをエアクリに戻して、エンジンに戻してもう一回燃焼させます。大体の車はこの方式のはず。
ブローバイガスを解放するのは一昔前の車か、レース車両のみかな?
ZZRは下記みたいな感じでブローバイを処理してます。
ブローバイガス(↑)
標準 改造
エアクリ エアクリ
↓ ↑ →→内圧コントロールバルブ→大気
↓ ↑ ↑
↓ ↑ オイルキャッチタンク
↓ ↑ ↑
エンジン エンジン
ブローバイガスを戻すのは、環境を配慮したのみではなく他にも考えがあって戻してる見たい。
それはエンジンの負圧を保つため。
車とか排気量が大きくなると回転数によっては数馬力変わってくるらしいけど、うちの娘399cc
まぁ、ブローバイはガスよりオイルの方が多いのが問題なんだけど。
エアクリにブローバイホースをつなげて、エアクリの負圧でブローバイガスを吸い取ります。
でも、エアクリボックスにブローバイガスに含まれるオイルが大量に残って、フィルターもボックスもオイルでギトギトに…
ブローバイガスにはHCが大量に含まれてるから、こんなのエンジンやキャブに戻ったら、カーボンがたまる。
環境に悪いブローバイガス。
だが、エンジンにはもっと悪い!
これで、ブローバイガスについてはちょっと詳しくなったはず。
ブローバイガスを大気解放することによって、早くなると勘違いする人がネットで調べてるとよくいた。
だが、ありえないだろ。
つーわけで、ブローバイガス解放の功罪!
メリット
・HCをエンジン・キャブに入れない=カーボンたまりにくい。
・オイルをエンジン・キャブに入れない=燃調狂わない。オイルの寿命向上。
・吸気温度の低下=油温の安定。
・その他
デメリット
・環境に悪い。
・クランクケース内の圧力向上=パワー&トルクロス。
こんな感じ。
これが、ブローバイガスを大気解放する功罪。
さて、本来なら400でパワーロスのことなんて考えなくて良いんだろうけど、ただでさえパワー&トルクが薄いZZR400。
ちょっとのことでも気にしたい。
というわけで登場するのが「内圧コントロールバルブ」
本来の内圧コントロールバルブの役割は、クランクケース内の圧力を下げることでピストンの上下運動やクランクシャフトの回転時の空気抵抗を減らしパワー&トルクロスを抑えちゃおうかなーって奴。
あれ。
ブローバイガス解放した場合と利害一致してない?
いや、害のみ取り除かれる…はず。
解放することでクランクケース内の圧力向上が起きるのを内圧コントロールバルブで低下させる。
これで、デメリットは環境汚染のみになりました。
これが、理論上での計算。
多分あってるはず…w あんま自信ないけどw
あら、久しぶりの長文wこのブログらしくないwwww
何か、長くなっちゃったので装着編につづく
・ZZR400 – ブローバイ解放&内圧コントロールバルブ装着 装着編
不圧じゃなくて
負圧だろうがボケェ~
>>名無しさん
訂正しました。
指摘どうもですb
装着編が見れないですw
ご報告頂きありがとうございますw
訂正しました。移転前からリンクが切替えられてない記事結構ありそうです…
又見つけたら報告お願いします!