自主性に訴える免許返納より、明確な免許更新基準を。
オートバイ用品小売「ナップス」が、全国の60歳以上の男性ライダー211名を対象に、バイクの利用における実態調査を実施した結果を報告しました。
調査結果からは「10年前と比べたバイク乗車頻度について」42.6%が減っていると回答していて、その理由について「体力に自信が持てなくなったから(22.8%)」「視力が低下したから(10.9%)」「家族の反対(5.4%)」「運転技術に自信が持てなくなった(2.2%)」といった高齢化に伴う理由も多く見られたようです。
また、10年前に比べて運転技術が向上したと回答した人は14.5%にとどまり、39.9%が以前よりも運転技術が低下したと回答していて、技術の衰えを自覚している人も多いようです。
しかし、体の衰えと技術低下を自覚していながらも運転免許自主返納については89.6%が「自首返上するつもりはない」と回答しているようです。
今問題となっている高齢者の暴走や運転免許自主返納について、やはり60歳以上は免許更新時に一定基準の運転技術や知識の検査を行い、基準に満たない場合は更新ができないようにする制度が必要だと思う。
運転免許の拒否等を受けることとなる一定の病気等については、マイナンバーがあるんだから病院と公安委員会で個人単位で病気の情報を共有して欲しい。
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オートバイ用品小売・開発のナップスは、9月17日の敬老の日に向けて、全国の60歳以上の男性ライダー221名を対象に、バイクの利用における実態調査を実施した
調査結果によると、バイクに乗る頻度は「1週間に1度くらい(24.4%)」が最多で、「毎日(18.6%)」と「1ヶ月に1度くらい(18.6%)」が同数で続いた。また、10年前と比べたバイクに乗る頻度については、「増えている」が13.9%、「どちらかというと増えている」が10.2%、合わせて24.2%が増えていると回答した。
乗車頻度の減少の一因ともなっている運転技術については、「とても自信がある」との回答が15.4%、「どちらかというと自信がある」の63.3%と合わせ、78.7%が運転に自信を持っていると回答した。しかし、10年前と比べて運転技術が向上したと回答した人は14.5%留まり、39.9%が以前よりも運転技術が低下したと回答。また、約9割が若い頃と比べて「安全運転を意識している」と回答するなど、技術の衰えを自覚している人も多いようだ。
一方「減っている」は16.2%、「どちらかというと減っている」は26.4%、合わせて42.6%が10年前よりも乗車頻度が減っている。
しかしながら、近年問題となっている高齢者の運転免許自主返上については、89.6%が自主返上するつもりはないと回答、いつかは返上する予定と回答した人は10.4%に留まった。
参考:news.livedoor.com
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