2020年7月15日、東京都は連日3桁台の感染者が確認されている都内の感染状況について、4段階ある警戒レベルのうち最も深刻なレベルに引き上げました。
最も深刻な最大レベルは、東京都内の感染状況について「感染が拡大している」と表現するものです。
東京都の感染経路不明人数の増加比が週単位で2倍近くになり、1週間平均の1日あたりの感染者数は、緊急事態宣言中の167人を上回り、173.7人となっています。
小池百合子都知事は「感染状況、拡大しているのかどうかという点については、拡大しています。なかなか難しい状況にあるという認識を持っております」と話しています。
東京都や隣接する県では感染拡大が日々深刻化していますが、新型コロナウイルス経済対策で7月22日から開始予定の政府の観光支援事業「Go To トラベル」について西村康稔経済再生担当相は、予定通り開始する方針を改めて示しました。
対象を在住都道府県内、もしくは市内の旅行にするなどの対策を取って欲しいと思いますが、全国への旅行が対象であれば東京都が新型コロナウイルス感染拡大拠点となり、多くの地方へ新型コロナ感染者を輸出入する可能性も高そうです。
旅行のキャンセル料がかかることを嫌がり、高熱でも強行して参加した結果、陽性と確認された例もありましたが、同様の事が多発する可能性もあります。
多くの子供達の修学旅行が中止になっているなか、大人達は税金で旅行する姿は果たして子供達に示すべき正しい姿なのでしょうか。
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東京 最も深刻な警戒度に引き上げへ
「GoTo」事業、予定通り開始
西村康稔経済再生担当相は15日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス感染症を受けた政府の観光支援事業「Go To トラベル」に関し、22日に予定通り開始する方針を示した。「観光事業者と旅行者の感染防止策の徹底を基本として開始する予定だ」と述べた。
参考:news.livedoor.com
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