2021年9月17日、 月2日、東京・池袋で飯塚幸三(90)が運転するプリウスが暴走して、母娘がはねられて死亡した事件で過失運転致死傷の罪に問われた裁判で、期限までに被告側も検察も控訴せず、禁固5年の実刑判決が確定しました。
2019年4月19日、池袋で飯塚幸三がプリウスのブレーキとアクセルを踏み間違え暴走させた結果、 母娘が死亡したほか、9人が重軽傷を負いました。
東京地裁裁判所は2021年9月2日に飯塚幸三がブレーキとアクセルを踏み間違えたことを認定し、禁固5年の実刑判決を言い渡しました。
本日実刑判決が確定したことにより、飯塚幸三は今後刑務所に収監されることになりますが、刑事訴訟法では「健康に著しい影響がある場合」と「年齢70年以上であるとき」、検察官の判断で刑の執行を止めることができる「任意的執行停止」という制度があります。
90歳での収監は異例と言われている本件ですが、現時点では刑の執行が停止される可能性も現実的にはありますが、飯塚幸三は裁判にも出廷し、裁判の日程に健康上の理由で影響を与えたこともないため、通常通り禁固刑が執行される可能性が高そうです。
事件から約2年半。ついに刑事的に決着がついた形になります。
改めて亡くなられた母娘のご冥福を祈るとともに、遺族の方々にお悔やみ申し上げます。
これで遺族が納得できたかはわからないけど、前に進む1つのきっかけになっている事を願いたいです。
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池袋暴走事故 被告側も検察も控訴せず 禁錮5年の実刑判決確定
おととし、東京 池袋で車を暴走させ、母親と子どもを死亡させたなどとして、90歳の被告が過失運転致死傷の罪に問われた裁判は、期限までに被告側も検察も控訴せず、禁錮5年の実刑判決が確定しました。
裁判で「運転に過失はなかった」と無罪を主張していた被告が判決にどう対応するかが焦点となっていましたが、期限の16日までに被告側も検察も控訴せず、実刑判決が確定しました。
参考:nhk.or.jp
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