東京五輪開催まであと19日ですが、開催地の東京では新型コロナウイルスの感染が再拡大しているため、東京五輪開催直前にも緊急事態宣言の再発令をせざるを得ないとの見方が強まっているようです。
既に東京では宣言再発令の目明日となるステージ4相当(感染爆発)に達していて、なお増加傾向にあります。
厚労省の専門家会議では、7月中旬に都内の新規感染者数は1,000人を超えるとの分析が示されていて、宣言を出す出さないではなく、いつ出すかという段階に入っているようです。
政府は東京の感染状況悪化に伴い、再び飲食店での酒類提供を停止するとの姿勢を示しています。
東京五輪は既に最も盛り上がる開閉開式が無観客となる見通しで、野球やサッカーなどの大規模会場では観客5,000人に人数を減らすことは不可能としているため、無観客を避けられない公算のようです。
競技会場では酒類の販売や飲酒の全面禁止が正式決定しましたが、全ての競技会場で運営予定のIOCが利用するVIPラウンジについて組織委は「予定通り運営します」と回答しているようです。
最後の最後まで損切りはしないって運営方針なんだね。
もはやグダグダというかなんというか…
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五輪目前、再宣言不可避の見方
田村憲久厚生労働相は2日の記者会見で、東京の扱いに関し「宣言発令、まん延防止等重点措置の延長に消極的ではない。必要があり効くならやろうという思いはある」と述べ、宣言再発令を否定しなかった。
厚労省の専門家会議には、今月中旬に都内の新規感染者は1000人を超えるとの分析が示されている。同会議メンバーは「宣言を出すか出さないかではなく、今の焦点はいつ出すかだ」と指摘。「増えてから宣言を出すのでは遅い。早くすべきだ」と訴える。
組織委の橋本聖子会長は2日の記者会見で、五輪に関し「無観客も覚悟しながら対応できるようにしたい」と言及。東京都の小池百合子知事も会見で「無観客も軸として考える必要がある」と足並みをそろえた。政府高官は「菅義偉首相は観客の有無にこだわっていない」と明かす。
一方、政府は東京の感染状況の悪化に伴い、飲食店での「酒類の提供を再び停止する」との姿勢を一時示したが、具体化していない。小池知事の入院による都の「トップ不在」も影響したとみられる。
参考:jiji.com
〝五輪貴族〟VIPラウンジ 組織委「予定通り運営します」
仮に無観客となった場合、国際オリンピック委員会(IOC)の委員らが使う「五輪ファミリーラウンジ」はどうなるのか? これまでの大会では〝五輪貴族〟がラウンジで豪華な料理とお酒を楽しみながら競技を観戦するのが通例。
コロナ禍の今大会はお酒の提供は見送られるが、組織委に問い合わせると「予定通り運営します」と回答。今後の状況次第で変更することもあり得るが、武藤敏郎事務総長(78)は五輪ファミリーについて「運営関係者であり、観客ではない」と定義してしているだけに、無観客になっても〝VIPラウンジ〟が稼動する可能性は高い。
参考:news.yahoo.co.jp
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