アメリカ・フロリダ州にあるアメリア島で開催されていたオークションに、1989年のル・マン24時間耐久レースや全日本スポーツプロとかー選手権で活躍していた「マツダ 767B」が出品されて、落札されました。本物のレーシングカーです。
落札予想価格は$1,800,000(約2億450万円)から$2,400,000(約2億7270万円)だったのに対して、安めの$1,750,000(約2億円)で落札されました。
出品されたのは「#767-003」のマシンで、状態は最高の状態です。エンジン、シャシー共に完璧にレストアがされていて、最高出力は公称値の630馬力を今でも維持しているとのこと。というか、どういう経緯で出品されたのかが気になります。
今でもスペアパーツは入手可能
レーシングカーというとても繊細なマシンを完璧な状態で維持するためには、完璧な整備は欠かせません。完璧な整備を行うためにはスペアパーツが供給されていないと難しいです。しかし、足回りやエンジン、ミッション等のスペアパーツは豊富に用意されていていつでも入手可能な状態とのこと。これは前の所有者が集めていたのか、作ったのかわかりませんがすごい愛です。
日本の歴史的な名車が海外でも人気があることはうれしいですが、貴重なクルマが輸出されてしまうのは少し残念ですね。
・参考:goodingco.com