池袋プリウス暴走事故の飯塚幸三被告を過失運転致死傷の罪で在宅起訴！罰則の重い危険運転致死傷罪は適用されず

2019年4月19日、東京都豊島区東池袋で「トヨタ・プリウス」が暴走し、母子2名が死亡した事故で、事故を起こした飯塚幸三（88）を東京地方検察庁は2020年2月6日に、過失運転致死傷の罪で在宅起訴しました。

2019年11月に、プリウスには暴走につながる不具合はなく、ドラレコの記録などを分析した結果、ブレーキとアクセルの踏み間違いが事故の原因だったと判断され、書類送検されていました。

警視庁は捜査の結果、暴走は故意ではないなどとして、罰則の重い危険運転致死傷罪は適用しませんでした。

今後裁判でどのような判決が下るのか非常に注目しています。

しかし超高齢者の飯塚幸三に有罪判決が下り前科が付いたところで、社会生活や就職活動にしか影響が出ないのであまり罰にならなそうです。

裁判では7年の懲役判決が下ることを私も祈っています。

池袋プリウス暴走事故で飯塚幸三に厳罰求める署名約39万人分を検察庁に提出！事故の新たな事実も判明

池袋プリウス暴走事故の飯塚幸三を書類送検！起訴求む「厳重処分」の意見付き

こちらの記事もオススメです！

「過失運転致死傷罪」と「危険運転致死傷罪」の違い

過失運転致死傷罪

自動車等の運転上必要な注意を怠り、人を死傷させた場合に成立する犯罪。

罰則は7年以下の懲役もしくは禁固、または100万円以下の罰金。

危険運転致死傷罪

自動車等の運転上必要な注意を怠るだけではなく、故意に基づく危険な運転により相手を死傷させた場合に成立する犯罪。

罰則は相手を死亡させた場合は1年以上の有期懲役、怪我を負わせた場合は15年以下の懲役。

危険な運転とは主に以下の7つの運転行為が想定されています。

• アルコール又は薬物の影響により、正常な運転が困難な状態で自動車を走行させる行為（酩酊運転、薬物運転）
• その進行を制御することが困難な高速度で自動車を走行させる行為（高速度での運転）
• その進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させる行為（無免許運転、運転不可能）
• 人又は車の通行を妨害する目的で、走行中の自動車の直前に進入し、その他通行中の人又は車に著しく接近し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為（あおり、幅寄せ、割り込み、進路妨害運転）
• 赤色信号又はこれに相当する信号を殊更に無視し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為
• 通行禁止道路を進行し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為（信号無視運転）
• 自動車の運転に支障を及ぼすおそれがある病気として政令で定めるものの影響により、その走行中に正常な運転に支障が生じるおそれがある状態で自動車を運転する行為であって、結果としてその病気の影響により正常な運転が困難な状態に陥ったもの（特定の病気で運転）

Twitter上の反応

https://twitter.com/Jupiter_0412/status/1225286227470872581

飯塚幸三のココがクソ(最新版)
・ブレーキを踏まない
・飯>>>人を轢く(フレンチに遅れる)
・Wikipediaで必死に自己防衛
・(被害者遺族への謝罪なし)
・安全な自動車を作りたまえよ(責任転嫁)
・相変わらず優遇される(起訴されたのに未だ元院長呼び。在宅起訴)←NEW#飯塚幸三を許すな#東池袋暴走事故 pic.twitter.com/zNsnwGHnCA

— いくら (@tekutekutekuuuu) February 6, 2020

https://twitter.com/kazuttyozuttyo/status/1225288631121674241

在宅起訴なので逮捕されません‼️‼️
危険運転致死ではなく過失運転致死です。
容疑者とすら呼ばれなかった「元院長」がようやく、ようやく「被告」になっただけです。
何十万という署名は無力でした‼️‼️💢‼️池袋暴走母子死亡
飯塚 幸三 pic.twitter.com/gwvZ6iw2X3

— ダバダバ (@b_cul1) February 6, 2020

トレンドに飯塚幸三元院長の、池袋暴走事件さ、
在宅起訴って軽微な刑事事件でなるんじゃなかったっけ？
2人殺して嘘ついて車のせいにもしてたよね。

被告なったんだしさっさと飯塚幸三元院長ではなく、飯塚幸三被告ってでかでかと報道して植え付ければいいのにねぇ。ま、権力でもみ消すだけか…

— ブロウ (@brory11261) February 6, 2020

在宅起訴の条件には「比較的軽微な事件であること」とあります。

どうやら、車で人間２人轢き殺すことは比較的軽微な事件らしいようです(-_-;)

『東京地検は6日、運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長（88）を自動車運転処罰法違反（過失致死傷）で在宅起訴した。』

毎日新聞より引用

— サクラ (@oku_sen_woman) February 6, 2020

飯塚幸三元院長の話
逮捕されなかったって悲しんでる人いるけど
逮捕されて不起訴なのと
逮捕されないで起訴、有罪なのと
どっちがいいんかな
そんなに逮捕されるのが大事なのかな
無罪でも逮捕される人っているじゃん
逮捕が犯罪者の終着点だと思ってる人がいっぱいいるから冤罪とか起こるんじゃね？

— たそがれさがし (@tasogaresagashi) February 6, 2020

池袋 親子死亡事故で旧通産省幹部を在宅起訴

去年４月、東京・池袋で車が暴走し、２人が死亡するなどした事故で、東京地方検察庁は運転していた高齢ドライバーを過失運転致死傷の罪で在宅起訴しました。

在宅起訴されたのは、旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告（88）です。

検察庁によりますと、去年４月、東京・池袋で運転する乗用車を暴走させ、歩行者などを次々にはね、自転車に乗っていた松永真菜さん（31）と長女の莉子ちゃん（３）を死亡させたほか、９人に重軽傷を負わせたとして過失運転致死傷の罪に問われています。

車には暴走につながる不具合はなく、ドライブレコーダーの記録などを分析した結果、ブレーキとアクセルの踏み間違いが事故の原因だったとされ、去年11月に書類送検されていました。

捜査関係者によりますとこれまでの調べに対して飯塚被告は「パニック状態になってブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もある」と供述しているということです。
参考：nhk.or.jp