2007年に最高の名車R34 GT-Rの後継車として777万円から発売された日産GT-R(R35)の最新モデルが現在開催中のニューヨーク国際オートショー(ニューヨークモーターショー[New York International Auto Show])2016で先程アンベールされました。前々からスパイショットで報じられていましたが、R35の最後のモデルとして発売予定の2017年モデルです。
内装外装共にR35初の大幅なマイナーチェンジが行われています。日産は17年モデルの内外装デザインの変更を「発売以来の最大規模」とアナウンスしていて、デザインとパフォーマンスの向上を図っています。
早い物でいよいよR35もこれがラストモデルです。次はR36かな…
ちなみに早速レースゲームへの収録が決定し明日から配信が始まるという謎の速さ…
※追記
国内で2017年モデル日産新型GT-Rが初披露されたので撮影してきました。
・2017年モデル新型日産GT-R(R35)が横浜HQで先行披露されたから撮影してきた
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“匠”が1人1台作り上げる最高のエンジン
日産には匠と言われる整備士が5名いるようです。その匠達が一人一台R35のエンジンを手組で組み上げていくようです。機械でも見つけられないような細かい所も匠達は見つけ出し、ギャップを潰して最高のエンジンを組み上げていくようです。
5人しかいないと言うことは相当生産が厳しそうだけど、1日に何個組み上げられるんだろうか。以前からR35のエンジンは手組で組まれていましたがやっぱり良いですね。
2017年モデルの3.8L V6ツインターボエンジン(VR38DETT)は最高出力565hp/6800rpmを発揮します。現行のエンジンから20馬力アップしています。0-100km/hは2.7秒で到達します。素晴らしい性能です。
新しい外装で武装し、更に多くのパワーを得たGT-R
外装も変わりましたね。フロント部分が変更されています。他にもサイドシル、サイドアウトレット、リアディフューザーが形状変更されています。
空力性能に関してはかなり向上したようです。ダウンフォースの向上と、日産ブランドの新世代デザイン「Vモーション」を取り入れたフロントグリルの変更でエンジンの冷却性能を上げています。リップスポイラーも新設計されていて、高水準のダウンフォースを生み出す様に作られています。車体全体のエアフローもフロントからリアに至るまで考慮されていて、更にスポーティーな印象を与えています。
内装に関しても大幅な変更がされていて、インパネ職人による精巧なステッチを施した高品質レザーを採用しています。また、MFDは従来の7インチから8インチのタッチスクリーンに変更され、ITコマンダーを配置してモニター操作を容易に出来るように変更されています。
サーキットやスポーツ走行をする方にはパドルシフトがハンドル固定からステアリング固定タイプへ変更されたのは嬉しい変更だと思います。
そして、一番気になるのは20インチのホイールです。国産で20インチのホイールが純正装備って凄いですね。
性能面では、ボディ剛性を更に進化させて向上させています。コーナリング性能を高めて「過去のR35モデル最高の快適な乗り心地を実現」とアナウンスされています。また、吸音材や遮音構造の見直しを行い、室内に侵入してくるロードの伊豆や風切音の大幅な低減に成功しました。
ギャラリー
日産GT-Rの17年モデルは今年の夏に発売が予定されています(米国では)。価格は未発表です。
参考:nissannews.com
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