東京都立高校の普通か一般入試は、募集定員を男女別に別けて設定しているため性別によって合格ラインが異なっています。
2015年から2020年に実施された入試では、対象校の約8割で女子の合格ラインが最終的に高かった事が判明しました。
入試は1000点満点で最大243点上回るケースや、男子の合格最低点を上回っている女子20人が不合格とされた事例もあったようです。
東京都立高校は全国の都道府県立高校で唯一、男女別の定員があり都内の公立中学の卒業生の男女比に応じて決まっていて、男女別の定員設定は著しい格差を防ぐために1998年の入試から実施されていたようです。
男女別に合格ラインを別けている現状について、都教委の担当者は「入試が男女別であることは周知しているので、受験生は合否ラインが異なることを理解した上で受けているはずだ」と現状の制度に問題がないとの認識です。
文部科学省は「一般論としては、合理的な理由なく性別によって異なる扱いを受けるのは望ましくない」としていて、男女別の合格ラインが存在することについては「男女別定員制は東京都が『合理的』と判断して採用しているものと考えている」とコメントしています。
今後、男女別の定員設定にどのような合理的な理由があるのか注目が集まりそうです。
オレの高校は男女比7:1で女子が多かったけど問題はなかった。
問題もないけどギャルゲーみたいな展開もなかった。
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都立高入試、男女の合格ラインで最大243点差 8割で女子が高く
東京都立高校の普通科の一般入試は、募集定員を男女に分けて設定しているため性別によって合格ラインが異なる。都教委は毎年30~40校を対象に是正措置を講じているものの、2015~20年に実施した入試では、対象校の約8割で女子の合格ラインが最終的に高かったことが、都教委の内部資料で判明した。1000点満点で最大243点上回るケースや、男子の合格最低点を上回った女子20人が不合格とされた事例もあった。
参考:news.yahoo.co.jp
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