2020年4月8日に、横浜市神奈川区にある私立の認可保育所の保育士が新型コロナウイルスに感染したことが判明した際に、横浜市は保育所に翌日からも通常通りの保育を継続し、保護者にはすぐに伝えないように指示していたとして炎上しています。
新型コロナウイルスに感染した保育所の20代女性保育士は、3月30日に発熱などの症状が出始め、4月8日に感染が判明したようです。
保育所は横浜市の担当部署に保育士の感染を直ちに報告し、翌日から保育所を閉所したいと主張しましたが、横浜市側は9日に通常通り保育を継続するように指示し、保育士は感染が確認される4日前から出勤しておらず、確認の前後でリスクが高まるわけではないなどとし、感染者の発生を行動調査などが終わるまで保護者に知らせないように求めました。
保育所側はいったんは納得したものの、9日朝には独断で感染者の発生を保護者にメールで伝え、通所の判断を保護者に委ねました。
その結果、保育所は9日に子供を預からなかったとのことです。
この出来事について、横浜市の市立保育園の園長らで作る「横浜市私立保育園園長会」が、横浜市の対応は隠蔽ともとれるとして、4月13日に林市長に要望書を提出しました。
もし保育所が勇気を出して横浜市に逆らわずに、情報隠蔽に協力していたとしたら園児を巻き込んで感染クラスター化していた可能性もあります。
また、今回のケースが私立ではなく横浜市立だった場合、市からの指示に抗うことは非常に難しく、通常通りの保育継続と情報隠蔽が行われていたかもしれません。
混乱を避けるためであれば、感染者は4日前から出勤していないため、園児の感染リスクは低いと保護者に知らせて判断を委ねれば良かったと思います。
流石に今回の判断をした担当者はヤバすぎる。
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横浜市 保育士感染を保護者に知らせず保育継続を指示
横浜市内にある私立保育所の保育士が今月8日、新型コロナウイルスに感染したことが確認された際、市が保護者には知らせないよう求めたうえで、保育を継続するよう指示していたことが分かりました。
参考:nhk.or.jp
横浜市私立保育園園長会が横浜市長に提出した要望書
【速報】ついに正体が出た。横浜市私立保育園園長会の会長による横浜市長への要望書。怒りの要望書。悲痛な叫びだ。PDFのリンクを貼るので、よく目を凝らして読んでいただきたい。なお、p.1とp.2を画像にしたので、まず赤線だけでもご覧ください。
PDF→ https://t.co/FK8xFfP2Lp pic.twitter.com/mxFfDiHMUd— 「氷川清話」論 (@WU0VnGMduPDtYS3) April 14, 2020
Twitter上の反応
保育士の妻の話し。
保育所、保育士の感染が続き、ようやく危険さに気がつき預ける親が減ってきたそうだが、テレワークで自宅にいる親が仕事だから、と預けに来るそう。
親は感染の危険があるからの自宅勤務なのに、その発想が理解できない。
自宅勤務できるありがたさを知れ!💢
— スーパーの中の人 (@supernakanohito) April 14, 2020
園に預けるのと祖父母に預けるの、どっちが低リスクなんだろうなー。祖父母宅は引きこもれるけれど祖父母の年齢によっては重症化するかもしれないし、園は感染が広まり易いけれど保育士は所詮他人だし子供は重症化しにくいらしいから、結局園に預ける方がいいと思うのだろうか。
— nika2_k2 (@nika2_k2) April 15, 2020
https://twitter.com/iwatama67/status/1250284635675754501
https://twitter.com/arashicatnoa/status/1250284161111187457
https://twitter.com/joukumi_imasP/status/1250284196641173505
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